【有名ラーメン店再現】「えきそば」えきそばの作り方・レシピ

2023年1月27日 2023年11月20日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：兵庫県

兵庫県姫路市を代表する「えきそば」の中華そばを再現したレシピの紹介です。
えきそばの中華そばは、終戦後何もない混乱期に、小麦粉の替わりにこんにゃく粉とそば粉を使用した麺を、そばつゆに入れて食べたのが始まりだと言われております。
そして現在の、安い・美味しい・早いの３拍子が揃ったホームでの立ち売りスタイルの「えきそば」へと進化していきました。
つゆは関西風の出汁の味が前面に効いた味わいで、とにかく香りがとてもいいので食欲をそそります。関西出汁と言っても同店のつゆは濃いめで、じわじわ体に染み渡り「うま～！」と気持ちがほっこりするようなそんな味わいです。
因みに、「えきそば」で注文して提供された麺を見ると、蕎麦ではなく、かんすい入りの中華麺が出来てますのでご注意を。
「えきそば」の中華そばの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：そばつゆ
■かえしタイプ：醤油ダレ（しょうゆダレ）
■出汁タイプ　：【業務用スープ】鶏白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合

・お湯…200ml
・つゆの素…適量
＝完成量…1人前

出汁
・鶏白湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分～）

【スープ（完成量1人前）】

鶏白湯スープ出汁…30cc
お湯…200ml
つゆの素…適量

手仕込みスープの作り方　

お湯につゆの素を適量混ぜる。
最後、スープに「鶏白湯スープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「えきそば」は、関西風の出汁で仕上げた食欲をそそる香りのスープが特長です。見た目より味がしっかりついているので、スープの味を支えるために「鶏白湯スープ出汁」で出汁を足すことで、鶏の旨みとコクを引き出したラーメンが完成します。

簡単スープの作り方（60分〜）

鶏白湯スープ出汁を中火で溶かす。
お湯につゆの素を適量混ぜる。
1で溶かしたスープと、2を合わせたら完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
鶏白湯スープ出汁

「えきそば」再現タレ

【えきそば再現】
PB醤油ダレ

歴史・成り立ち

姫路には「えきそば｣と言われる、日本蕎麦のつゆに中華麺を合わせるラーメンもある｡終戦後の間もない混乱期に統制品で手に入りにくかった小麦粉を全量使えずに、こんにゃく粉と混ぜて麺を作って、そばつゆに入れて食べたのが始まりと言われている。黄色でもちっとした中華麺とそばつゆの組み合わせが名物のラーメンになっている。1949年に「えきそば」と名付けられて、立ち売りから駅のホーム上への売店へと発展した。

推奨の組み合わせ

■麺：中細麵

■タレ：そばつゆ

■香味油：-

■トッピング：ねぎ、生卵、油揚げや天ぷら

店舗情報

店名：えきそば大手前店
住所：兵庫県姫路市白銀町68 大手前パーキング 1F
営業：10:00～18:00
定休：無休

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。