【有名ラーメン店再現】「東来春」姫路ラーメンの作り方・レシピ

2023年1月27日 2024年8月12日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：兵庫県

兵庫県姫路市を代表する「東来春」の中華そばを再現したレシピの紹介です。
「東来春」中華そばは、昆布やいりこなどの和風だしベースであっさりした口当たりのスープが特徴です。薄味ですが、しっかりした旨味を感じつつ、深いコクもあり、ついゴクゴク飲んでしまうほどの美味しさです。
東来春の中華そばの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：鶏+豚骨+魚介スープ（ぎょかいとりとんこつスープ）
■かえしタイプ：醤油ダレ（しょうゆダレ）
■出汁タイプ　：【業務用スープ】鶏豚白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合（5時間〜）

・水…10ℓ
・鶏ガラ（とりがら）…4kg
・げんこつ（豚ゲンコツ）…1kg
・にんにく…100g
・生姜（しょうが）…100g
＝完成量…9ℓ

出汁
・鶏豚白湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分〜）

【スープ（完成量1リットル）】

鶏豚白湯スープ出汁…1000cc

手仕込みスープの作り方（5時間～）　

鶏ガラ（とりがら）、げんこつ（豚ゲンコツ）を水に入れて強火で炊く。出てくる灰汁（アク）をしっかり取り除く。
その他の材料を加え、中火で4時間炊く。
最後、スープに「鶏豚白湯スープ出汁」を合わせて出汁のコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「東来春」は姫路ラーメンが有名な店です。「東来春」の姫路ラーメンは、昆布やいりこなどで出汁を取ったあっさりしたスープが特長です。和風出汁ベースのスープは、しっかりとスープのコクを引き出さないと醤油に負けてしまい残念な味となってしまいます。

そのため、スープにコクを出す鶏豚白湯スープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地に、食欲をそそる出汁の香りが加わるラーメンが出来ます。

簡単スープの作り方（60分〜）

鶏豚白湯スープ出汁を中火で溶かしたらスープの完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
鶏豚白湯スープ出汁

「東来春」再現タレ

【東来春再現】
PB醤油ダレ

歴史・成り立ち

姫路ラーメンは1946年創業の「東来春｣が元祖と言われる。和風の味も加わった中華料理の店であり、大衆的な店である。ソースで食べるシュウマイも有名。この周辺では、醤油、日本酒、味醂などの産業が盛んであり、それらがラーメンの原料としても普及していったと思われる。醤油ラーメンに、針生姜をトッピングしているのが、姫路ラーメンの特徴である。ラーメンスープに関しては特に定義もなく、味の濃淡はラーメン店それぞれであり、近くの播州ラーメンにも影響しあっているらしい。

推奨の組み合わせ

■麺：中細ちぢれ麺

■タレ：醤油（しょうゆダレ）

■香味油：

■トッピング：チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、ねぎ、もやし、海苔、針生姜

店舗情報

店名：東来春（トンライシュン）
住所：兵庫県姫路市西二階町111
営業：月・水・木・金・土・日11:00～19:30
定休：火曜日、第3月曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。