【有名ラーメン店再現】「ラーメン味よし」味噌ラーメンの作り方・レシピ

2023年1月6日 2024年7月11日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：宮城県

宮城県仙台を代表する「ラーメン味よし」の味噌ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「ラーメン味よし」の味噌ラーメンは、意外とスープはまろやかで、豚ガラ・鶏ガラ・鰹節・野菜を煮込んで作りあげたとても上品な味の味噌ラーメンが特徴です。
辛味噌ベースで、にんにくも効いており、麺によく絡みとても美味しい一杯。一から味付けしたメンマも人気のひとつです。
ラーメン味よしの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：鶏+豚骨+魚介スープ
■かえしタイプ：味噌ダレ
■出汁タイプ　：【業務用スープ】鶏豚白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合（6時間〜）

【スープ（完成量9リットル）】

水・・・10ℓ
鶏ガラ（とりがら）･･･2kg
げんこつ（豚ゲンコツ）・・・1kg
煮干し（にぼし）・・・100g
出汁昆布（だしこんぶ）･･・ 10g
生姜（しょうが）･･･100g
にんにく・・・4片
玉ねぎ･･・150g

出汁
・鶏豚白湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分〜）

【スープ（完成量1リットル）】

鶏豚白湯スープ出汁…1ℓ
煮干し（にぼし）・・・10g
出汁昆布（だしこんぶ）･･・ 1g
生姜（しょうが）･･･10g
にんにく・・・0.4片
玉ねぎ･･・15g

手仕込みスープの作り方（6時間〜）　

水に鶏ガラ（とりがら）、げんこつ（豚ゲンコツ）を入れて強火で炊く。出てくる灰汁（アク）をしっかり取り除く。
野菜類と出汁昆布を加えて、中火で4時間炊く。
煮干しを加えて弱火で1時間炊く。
最後に「鶏豚白湯スープ出汁」を加えて完成。

コツ・ポイント

「ラーメン味よし」は、とても上品な味の味噌ラーメンです。スープは意外とまろやかですが、辛味噌ベースで、にんにくも効いており、麺によく絡みとても美味しい一杯です。スープのコクは発酵食品である味噌で構成された旨味のため、この味を引き出すには甘みを出汁で補強してあげる必要があります。
そのため、スープにコクを出す鶏豚白湯スープ出汁を合わせることで、甘みとコクが最大限引き出されたスープ下地のラーメンが出来ます。

簡単スープの作り方（60分〜）

水に煮干し、出汁昆布を加えて1～2時間炊く。
鶏豚白湯スープ出汁を中火で溶かす。
1と溶かした2のスープを合わせたら完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
鶏豚白湯スープ出汁

「ラーメン味よし」再現タレ

【ラーメン味よし再現】
PB辛味噌ダレ

歴史・成り立ち

仙台において、「ラーメン味よし」が古くから有名であり、この店は「辛味噌ラーメン」が代表的である。「ラーメン味よし」の創業は1966年頃。創業者の氏家さんは仙台市近郊でラーメン店を開業し、約10年後に仙台市中心部にラーメン店を移転した。
深夜も営業しているラーメン屋で、多くの有名人も通っていた。人気の「辛味噌ラーメン」に入っている辛味噌には、唐辛子が多めに入っていて、一般的な味噌ラーメンより辛過ぎると言われることもある。ラーメンスープに辛味噌を溶かしているのではなく、レンゲの上に辛味噌をのせており、それをラーメンスープに少しずつ溶かしながら食べる。
「飲んだ後の締めの一杯」として地元の方だけでなく、全国のファンに長く愛され続けたラーメン店です。

推奨の組み合わせ

■麺：中太ストレート麺

■タレ：味噌ダレ (薄めの味噌味にする)

■香味油：ラード

■トッピング：チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、ねぎ、メンマ、青海苔、レンゲに味噌ダレ30をのせる

店舗情報

店名：味よし中倉本店
住所：宮城県仙台市若林区中倉1-7-30
営業：11:30〜20:30
定休：水曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。