【有名ラーメン店再現】「自家製麺 伊藤」煮干しラーメンの作り方・レシピ
秋田県「自家製麺 伊藤」再現ラーメンレシピ
はじめに
秋田県仙北市を代表する「自家製麺 伊藤」の煮干しラーメンを再現したレシピの紹介です。
「自家製麺 伊藤」の煮干しラーメンは、煮干し出汁がぎゅっと詰まっているので独特の濁りがありますが、うま味がたっぷり感じられるスープです。煮干しのエグミ・苦みは感じず、うま味だけが抽出されたようなベストバランスのスープです。やや塩分が強く感じられますが、煮込んだ玉ねぎの甘みが絶妙にマッチしているので、麺と絡めて食べるとペロッと完食してしまう美味しい一杯です。
「自家製麺 伊藤」の煮干しラーメンの味を再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
基本ベース
■手作りスープ:鶏+魚介スープ
■かえしタイプ:醤油ダレ
■スープベース :【業務用】鶏清湯スープ(CP-TC4)
スープの作り方
材料
煮干しラーメンの材料
・水…10ℓ
・比内地鶏のガラ…1kg
・【業務用】鶏清湯スープ…3kg
・煮干し…1kg
・鰹節(かつおぶし)…10g
作り方
- 沸騰したお湯に、比内地鶏のガラを血抜きのために2-3分茹で上げ、すぐに取り出し流水で洗い流す。
- 脱血された比内地鶏のガラを寸胴に入れて中火で1時間炊き上げる。
- 途中出てくる灰汁は丁寧に取り除くことで、変な匂いや雑味を抑えることができる。
- 煮干しと鰹節を加えて、 1~1.5時間炊く。
- 骨を崩しながら炊き上げ、途中蒸発してスープが減った場合は、その分を加水して初期量に戻す。
- 骨も十分に崩れたら弱火に変え、味のベースとなる【業務用】鶏清湯スープを冷凍のまま入れ弱火で溶かす。
- 冷凍スープが解け、十分に味が馴染んだら完成。
推奨の組み合わせ
コツ・ポイント
「自家製麺 伊藤」は、香り豊かな煮干しでとても上品な味に仕上げた醤油味のラーメンです。しっかりとスープのコクを引き出さないと醤油に負けてしまい残念な味となってしまいます。そのため、スープにコクを出す鶏清湯スープを合わせることで、コクのあるスープ下地の王道ラーメンが出来ます。
歴史・成り立ち
「自家製麺 伊藤」は1988年、秋田にてラーメン店創業。 大将の息子や親族が2004年に東京に進出して煮干しラーメンの美味しさを東京に伝えた名店。
麺と少な目のラーメンスープが丼にあるだけだが、この店の「食べてほしいもの」がシンプルに伝わる一杯だ。 メニューも「肉そば」と「シナそば」の2種類というラーメン屋ならではのシンプルさである。
地鶏(じどり)のラーメンスープの風味に、煮干し風味が後から押し寄せてくる。麺は低加水のポキポキとした硬めで、この組み合わせこそが「自家製麺 伊藤」ラーメンの特長である。
店舗情報
- 店名:自家製麺 伊藤(いとう)
- 住所:秋田県仙北市角館町金山下115-66
- 営業:11:00~14:00
- 定休:不定休
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
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注意事項
※「自家製麺 伊藤」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「自家製麺 伊藤」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版