【有名ラーメン店再現】インスタントラーメン(カップ)の作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:

※画像はイメージです。

「インスタントラーメン(カップ)」のラーメンレシピの紹介です。
「インスタントラーメン(カップ)」は、そのままでも美味しいのですが、アレンジ次第でさらに美味しく・本格的な味に仕上がります。
「インスタントラーメン(カップ)」の味を簡単にお店の味にする、業務用ラーメンスープを使ったレシピです。

基本ベース

■カップラーメン
出汁タイプ 【業務用スープ】とんこつスープ出汁

材料

・インスタントラーメン
・湯

出汁
とんこつスープ出汁…30cc

作り方 

1.熱いお湯を入れて、3~5分ほどで完成。

コツ・ポイント

「インスタント・ラーメン」は好みによって好きなトッピングを入れて楽しむこともできます。
また、お湯に併せてとんこつスープ出汁」で出汁を足すことで、豚出汁の甘みとコクをプラスしたラーメンが完成します。

歴史・成り立ち

世界に「ラーメン」を広めたのは、当初「即席麺」と呼び、海外輸出に際し「インスタント・ラーメン」と改称した、カップヌードルである。1958年日清製粉から発売された「チキンラーメン」はカップラーメン以前のインスタントラーメン。戦後の貧しい食糧難が背景にあり、貧困や社会の混乱、生活への不安を緩和し、手軽に食事ができるようにとの願いから、インスタントラーメンがうまれた。アメリカの余剰小麦粉の奨励後押ししたが、「粉食=パンでいいのだろうか。パン食は本来、副食物をたくさん食べないと栄養が偏ってしまう。東洋の伝統食めん類をどうして粉食奨励に加えないのですか」と、研究開発がはじまったといわれる。実際にインスタントラーメンの新しさは即席性であったが、マーケティングとしては「体力をつくる、最高の栄養と美味を誇る完全食」としていた。2つの改革があったといわれるが、1つ目の改革は外食としての麺食文化を内食化した点である。作るのに手間のかかるラーメンを、お湯をかけて3分で食べれるようにした(当初は2分)。2つ目の改革は1971年の「カップヌードル」である。箸と丼の文化圏を超えて、国際市場にラーメンを伝播させた。ラーメンの名を世界に伝えた功績は麺食文化の一大事件である。創業者安藤百福が、箸をつかえない欧米にフォークを使って食べる即席麺を輸出したいと考えたところが起点である。カップヌードルの容器は包装材であり、調理器であり、食器であるという3つの機能を1つにしているところに大きな発明がある。そこから片手で持てるような軽くて断熱性があり且つ安価であり、無臭でもある発泡スチロールの選択があり、麺をカップに収めながらも、揺れによる麺の破壊を防ぐための中間保持法のアイデアがうまれた。工場工程においては、この容器に麺を入れるのではなく、カップを上からかぶせることで大量生産にこぎつけた。1971年「TopRamen」、1973年には「CupO'Noodle」としてカップヌードルを販売した。日本では1個100円だった。袋のチキンラーメンが25円、店で食べるラーメンが250円前後だった。更に付け加えるとすると、3つ目の改革に「支那そば」「中華そば」と呼ばれることが多かったこの麺料理を「ラーメ作り方ン」という名に定着させたことだろう。1965年にはインスタントラーメンの消費量は1年で25億食。1976年には45.5億食に増加。2010年インスタントラーメンの売上は世界中で950億食。国別にみると中国が450億食。インドネシア140億食といわれ、日本は50億食で3位。2012年には1000億食突破した。ゆくゆくは世界で4000億食を超えるとも予想されている。食糧難に苦しむアフリカでの需要が増すからである。なぜ即席めんが世界的になったか。①原料が世界で最も消費の高い小麦である②スープはタブーのない鶏である③世界中で好まれる油で揚げるという製法であるから。とめん食文化1300年にある。今や、多数の食品メーカーの参入と進化により、味付袋麺、スープ別添袋麺、カップ麺、冷やし中華、つけ麺などあらゆる麺が即席化されていった。しかし、このような疑問視もある。チキンラーメン発売の3年前の1955年、類似商品の「味付中華麺」という商品を松田産業という会社が販売していたことから、考案者としては疑問があるという説である。松田産業は、特許が取れないままに販売不振となり、「味付中華麺」は製造中止となる。その後、おやつカンパニーと改称して、1959年に「ベビーラーメン(のちのベビースターラーメン)」として、再発売する。これは現在も販売されているが、最初のインスタントラーメンとして認知されたのは、安藤百福の日清食品であった。他にもチキンラーメン発売の数か月前に、大和通商による「鶏糸麺」、東明商行が「長寿麺」を販売している。千葉の竹岡式ラーメンでも用いられる「都一」もこの頃に即席めんを販売した過去があるという。なかでも「長寿麺」は南極探検の食事としても採用されて話題にもなり、インスタントラーメンの普及に貢献したとも。ただし、この是非はともかく、「チキンラーメン」の製法特許を取得せずに公開したことはラーメン、インスタントラーメンの普及と発展に大きく寄与したと断言できる。

推奨の組み合わせ

■麺:

■タレ:

■香味油:

■トッピング:

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注意事項

※オマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版