【有名ラーメン店再現】「寿栄広食堂」岩国ラーメンの作り方・レシピ

2023年1月31日 2023年11月20日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：山口県

山口県岩国市を代表する「寿栄広食堂（すえひろしょくどう）」の岩国ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「寿栄広食堂」の岩国ラーメンは、豚・鶏のダブルスープが特徴で、背脂も入っていますが、あっさりした味わいをしています。甘みのあるまろやかなコクを感じるスープと一緒に頂く麺は細麺を使用しており、少し硬めなので最後まで伸びずに美味しく頂けます。具材はチャーシュー・もやし・ネギとシンプルながら王道中華そばスタイルです。
テレビ番組でも紹介されたことのある岩国市民のソウルフードをぜひご賞味ください。
寿栄広食堂の岩国ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：豚骨スープ（とんこつスープ）
■かえしタイプ：豚骨醤油ダレ（とんこつじょうゆダレ）
■出汁タイプ　：【業務用スープ】とんこつスープ出汁

材料

手仕込みスープの場合（7時間〜）

・豚骨（とんこつ）…1kg
・鶏ガラ（とりがら）…1kg
・にんにく…2片
・玉ねぎ…1/2個
・人参…1/2個
＝完成量…4ℓ

出汁
・とんこつスープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分〜）

【スープ（完成量1リットル）】

とんこつスープ出汁…1000cc

手仕込みスープの作り方（7時間～）　

豚骨（とんこつ）、鶏ガラを（とりがら）水に入れて強火で炊く。出てくる灰汁（アク）をしっかり取り除く。
その他の材料を加え、強火で5～6時間炊く。
最後、スープに「とんこつスープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「寿栄広食堂」は、鶏・豚のダブルスープが特長です。甘みのあるまろやかなスープは、あっさりした味わいで大変飲みやすい一杯です。そのためしっかりとスープのコクを引き出さないとタレに負けてしまい残念な味となってしまいます。

なので、スープにコクを出すとんこつスープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地に、食欲をそそる"岩国ラーメン"が出来ます。

簡単スープの作り方（60分〜）

とんこつスープ出汁を中火で溶かしたらスープの完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
とんこつスープ出汁

「寿栄広食堂」再現タレ

【寿栄広食堂再現】
PB醤油ダレ

歴史・成り立ち

1950年に創業の「寿栄広食堂」は岩国の駅前にあるラーメン店。創業者が広島で中国人より中華そばの作り方を教わり、岩国にて開業したラーメン店と言われる。豚骨醤油（とんこつじょうゆ）のスープが見えなくなるくらいに背脂（豚の背あぶら）をぎっしりと浮かべたラーメン。程よい醤油の濃さに背脂（豚の背あぶら）の甘さがとても合う味である。麺は柔らかめにゆでられる。
広島ラーメンの味わいに、尾道ラーメンの背脂をのせたようなイメージである。中華そばを中心に、ラーメン以外にもうどんやそば、稲荷とおむすびなどのメニューにある。

推奨の組み合わせ

■麺：中細ストレート麺

■タレ：醤油ダレ（しょうゆダレ）

■香味油：背脂（豚の背あぶら）

■トッピング：チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、ねぎ、もやし

店舗情報

店名：寿栄広食堂（すえひろしょくどう）
住所：山口県岩国市麻里布町1-2-3
営業：10:00～20:30
定休：火曜・水曜(祝日の場合は営業)

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。