【有名ラーメン店再現】「天津麺」天津麺の作り方・レシピ
東京都「天津麺」再現ラーメンレシピ
はじめに
東京都を代表する「天津麺」を再現したレシピの紹介です。
「天津麺」は、「天津飯」から派生したラーメンと言われております。
東京都品川区にある「中華キラク」では、全体的には薄味でまとめられておりますが、具材をスープに浸しながら食べると味のバランスがとてもいい塩梅です。そのスープは鶏ガラと豚のうま味がしっかりと抽出されており淡い色合いの醤油系で仕上げられています。あっさりスープとカニ玉の味のハーモニーをぜひお楽しみください。
「天津麺」の味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
基本ベース
■手作りスープ:鶏スープ(とりスープ)
■かえしタイプ:醤油ダレ(しょうゆダレ)
■スープベース :【業務用スープ】鶏白湯スープ(CP-TBN10)
スープの作り方
材料
天津麺の材料
・業務用鶏白湯スープ(CP-TBN10)・・・300ml
・水溶き片栗粉・・・20ml
・ごま油・・・適量
・玉子・・・2個
・カニカマボコ・・・2本
・長ねぎ・・・20g
・薄口醤油(うすくちしょうゆ)・・・5ml
=完成量・・・1人前
出汁
・鶏白湯スープ出汁…30cc
作り方
- 生卵とカニカマ、ねぎ、醤油を混ぜる、油をしいて、かき混ぜながら軽く焼く (完全に火が通る手前)。 とろみの溶いたスープと麺の上に乗せる。
- 最後、スープに「鶏白湯スープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたら完成。
コツ・ポイント
「天津麺」はカニ身がたっぷり入ったカニ玉がドーンと乗った天津麺が有名なお店。
穏やかな醤油系スープは鶏ガラと豚肉の旨味が印象的で、とてもあっさりしています。しっかりとスープのコクを引き出さないと醤油に負けてしまい残念な味となってしまいます。そのため、スープにコクを出す鶏白湯スープ出汁を合わせることで、コクが最大限引き出されたスープ下地のラーメンが出来ます。
推奨の組み合わせ
■麺:中細麺
■タレ:醤油ダレ(しょうゆダレ)
■香味油:-
■トッピング:天津玉子(てんしんたまご)
歴史・成り立ち
日本独自の中華料理 「天津飯」から派生したラーメンである。ご当地という場所はなく、全国的に町中華と呼ばれる店の一般的なメニューの一つ。カニ玉(天津玉子)をのせたラーメンのことをいう。
カニ玉と麻婆豆腐をのせた「麻婆天津麺」も存在する。大正時代の文献には、「天津麺」の記載はなく、1926年創業の中華料理店「銀座アスター」のメニューで「天津麺」は確認できる。
天津麺の発祥は、諸説あり、1つは、東京・浅草の「来々軒」とも言われている。 なにか早く食べられるものはないかと、カニ玉を丼ご飯の上にのせてできた天津丼からの派生で天津麺ができたという。
店舗情報
- 店名:キラク
- 住所:東京都品川区二葉2-2-2
- 営業:11:30~20:30
- 定休:水曜日
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
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注意事項
※「天津麺」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「天津麺」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版