【有名ラーメン店再現】「天神そば」岡山ラーメンの作り方・レシピ
ご当地ラーメンエリア:岡山県
岡山県岡山市を代表する「天神そば」の中華そばを再現したレシピの紹介です。
「天神そば」の中華そばは、鶏ガラの濃厚な美味しさがこれでもかとつまった"激うまスープ"が特徴です。
味わいはシンプルながらも大量の鶏ガラを使い旨味を引き出しているので、濃厚でコク深く最後まで飽きがこない味わいです。
天神そばの中華そばの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
基本ベース
■スープベース:鶏スープ(とりスープ)
■かえしタイプ:醤油ダレ(しょうゆダレ)
■出汁タイプ :【業務用スープ】鶏白湯スープ出汁
材料
手仕込みスープの場合(4時間〜)
・水…10ℓ
・老鶏(ろうけい、かしわ肉)…8kg
・もみじ(鶏ガラの足の部分)…1kg
・塩…適量
=完成量…9ℓ
出汁
・鶏白湯スープ出汁…30cc
簡単スープの場合(10分〜)
【スープ(完成量1リットル)】
- 鶏白湯スープ出汁…1000cc
- 塩…適量
手仕込みスープの作り方(4時間~)
- 老鶏を鍋に入れて全体に塩をふる。その上にもみじ(鶏ガラの足の部分)を入れて全体に塩をふる。
- 湯を入れて強火で3時間炊く。
- 3時間以上は煮込まず、途中でスープが足りなくなったら老鶏を追加していく。随時、骨をつぶしながら出汁(だし)を抽出する。
- 最後、スープに「鶏白湯スープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたら完成。
コツ・ポイント
「天神そば」は、鶏ガラで仕上げた濃厚な味のスープが特長です。味わいはシンプルなので、しっかりとコクを引き出さないと醤油味に負けてしまい残念なスープとなってしまいます。
そこで「鶏白湯スープ出汁」で出汁を足すことで、鶏の旨みとコクを引き出した中華そばが完成します。
歴史・成り立ち
1970年創業の「天神そば」は全国からお客様が訪れる有数のラーメン店である。メニューは「天神そば」のみ。しかし注文で、チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)なしの「肉抜き」、チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)なしで卵を加えた「肉抜き玉子入り」、「大盛」や麺2倍の「二つ」など様々なメニューがある。卓上にある粗い一味唐辛子やらっきょうを加えて食べるのがスタイル。なお、岡山県のラーメン店で最も古いと言われるのが、1948年創業の「浅月本店」と言われている。次が、1950年創業の「冨士屋」で、「浅月本店」も「冨士屋」も豚骨出汁ベースのラーメンスープであり、「天神そば」は鶏出汁ベースのスープ。
推奨の組み合わせ
■麺:ストレートの中細麺
■タレ:煮豚5の煮汁
■香味油:鶏油(チーユ)
■トッピング:煮豚5(モモ肉と肩肉を醤油で煮るだけ)、もやし、かまぼこ
店舗情報
- 店名:天神そば(てんじんそば)
- 住所:岡山県岡山市北区天神町1-19
- 営業:10:30~14:30
- 定休:土曜・日曜・祝日
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
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注意事項
※「天神そば」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「天神そば」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版