「けんちん汁」レシピ~毎日の二人ごはん~
ほっとする汁物…のはずが?!おみそ汁や豚汁をもう一度基本からおさえましょう。
「昆布やかつお節の持つ滋養を、日常的にとってほしいと思います。じっくり煮出す必要もないし、日本のだし汁ほど手軽な天然スープってあるかしら?!」
「具だくさんの汁物は、煮物代りになります。だから、おかず汁」
「ぜひご自分の味にしてほしい、本当にいいおかずです」
そんな毎日のおうちごはんに作りたい「毎日の二人ごはん」のレシピを、松本忠子先生のレシピとして掲載していきます。
材料(2~4人前)
- ごぼう(細いもの)…約40g
- にんじん…80g
- 大根…150g
- 里芋…小3個
- 生しいたけ…3枚
- こんにゃく…1/3枚
- 長ねぎ…1本
- 豆腐(木綿)…1/2丁
- だし汁…4カップ
A
- 酒…大さじ3
- みりん…大さじ1と1/2
- しょうゆ…大さじ2~3弱
- サラダ油、ごま油…各大さじ1
作り方
- ごぼうは、5㎜幅の小口切りにして、水にさらす。にんじんは5㎜、大根は1㎝弱の厚さのいちょう切り、皮をむいた里芋は、1㎝厚さに切る。
- しいたけは、石づきを取って、そぎ切りに、こんにゃくは、熱湯に入れてゆでこぼし、手で一口大にちぎる。
- 長ねぎは、約1㎝幅の小口切りにする。
- 豆腐は、水きりしておく。
- なべにサラダ油とごま油を熱し、1と2の野菜とこんにゃくを順に加えてよくいため、最後にねぎをいため合わせ、豆腐を手で絞るようにくずしながら加えて、全体になじむようにいためたら、だし汁を注いで煮る。
- あくが出たら除き、野菜がやわらかくなったらAで味を調える。
※これも煮返しておいしい汁。たっぷり作って残りは翌日温め直してどうぞ。また一味違います。
ポイント
「こんにゃくは、味が入るように私も、ちゃんと手でちぎっていましたよ!」
「まさにほっとするお味。うどんを入れたり、焼き餅を入れて"けんちんうどん""けんちん雑煮"にもしてみたい」
「野菜をよくいためたら、豆腐を手でくずしながら入れます。いためることがおいしさにつながるのよ」
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注意事項
※著者「松本忠子」の『毎日の二人のごはん』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。
参考文献
■作品名:『毎日の二人のごはん』
■著者:松本忠子
■出版社:文化出版社