東京都「油そば」再現ラーメンレシピ

はじめに

東京都を代表する「東京油組総本店」の油そばを再現したレシピの紹介です。
「東京油組総本店」の油そばは、スープの代わりに特製タレと、調合した油・お酢・ラー油をアツアツの自家製麺に絡めて頂きます。特製ダレにはコクがありとても濃厚で、自家製麺は太くてモッチモチ！具材はメンマ・チャーシュー・刻みのり・長ねぎ・万能ねぎとシンプルで、またこの具材と特製ダレが合う！そんな一杯です。
「東京油組総本店」の油そばの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■手作りスープ：豚骨スープ（とんこつスープ）
■かえしタイプ：まぜそば
■スープベース　：【業務用スープ】とんこつスープ（CP-B8）

スープの作り方

材料

油そばの材料

・業務用とんこつスープ（CP-B8）・･･60ml
・醤油ダレ（しょうゆダレ）・・・30ml
・背脂（豚のせあぶら）･･･30g
＝完成量･･・1人前

作り方　

1. ゆでた麺に、 全ての材料をしっかりと混ぜる。
2. 最後、スープに「とんこつスープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「油そば」はスープのない新感覚のラーメンです。スープ代わりの特製タレにお酢とラー油を絡めていただく油そばはとても濃厚です。味が濃いので、マイルドな味わいを作るためスープに甘味を出していく必要があります。そこで、「とんこつスープ出汁」の出汁を使うことで、豚の甘みとコクを引き出すラーメンとして完成します。

推奨の組み合わせ

■麺：好みで

■タレ：好みで

■香味油：好みで

■トッピング：チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、にんにく、揚げにんにく、魚粉、揚げねぎ、もやし、キャベツ、チーズ、カラムーチョ、揚げ玉、生卵など

歴史・成り立ち

油そばは、スープベース、油脂ベース、トッピングを変えることで、いろいろなバリエーションが楽しめるラーメンの一種である。 スープは鶏や牛出汁。油脂は鶏油（チーユ）、牛脂など。トッピングは韓国海苔、ニラ、ほうれん草、ベーコン、 なんでも良い！
東京・武蔵境の「珍珍亭」を皮切りに、油そばのジャンルが広がり、多くの油そば専門店も東京に開業した。元々、中国の伴麺とは異なる潮流からの流行である。
※「油そば」と「まぜそば」の違い
油そばは、日本独自のスープのないラーメンであり、 丼の底に油脂をしいた醤油ベースのまぜそばと言える。上から酢やラー油、醤油、胡椒などの好みの調味料をかけ、混ぜて食べる。具材はシンプルなものが多い。
まぜそばという名称からくるメニューは、名古屋の「台湾まぜそば」に代表されるように、調味料ではなく肉や野菜、香辛料、卵などの食材が麺の上にのっており、、それを麺と混ぜて食べるものが多い。
ただ、「油そば」と「まぜそば」の厳密な区分けはなく、スープがない、もしくはスープが少量であって、それを混ぜて食べるラーメンのバリエーションの1つであることは共通している。

店舗情報

• 店名：東京油組総本店 渋谷組
• 住所：東京都渋谷区渋谷3-18-10
• 営業：月～土11:00～5:00、日11:00～22:00（麺がなくなり次第終了）
• 定休：年中無休

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「油そば」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「油そば」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献