【有名ラーメン店再現】「釧路ラーメン」の作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:北海道

※画像はイメージです。

北海道釧路を代表する「釧路ラーメン」を再現したレシピの紹介です。
釧路ラーメンと言えば、昆布や鰹節をメインに魚介出汁のあっさり醤油スープが特徴です。ついつい飲み干してしまうほど、魚介のうま味がギュッと抽出されており、美味しいあっさりスープの醤油ラーメンです。
釧路ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:魚介スープ(ぎょかいスープ)
■かえしタイプ:醤油ダレ、塩ダレ(しょうゆダレ、しおダレ)
■出汁タイプ 【業務用スープ】鶏清湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合(11時間〜)

【ベーススープ(完成量4.5リットル)】
・水・・・5ℓ
・鰹節(かつおぶし)・・・200g
・出汁昆布(だしこんぶ)・・・10g

出汁(完成量1人前)
鶏清湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合(10分〜)

スープ(完成量1リットル)

手仕込みスープの作り方(12時間〜) 

  1. 10時間材料を浸け置いて、 1時間弱火で炊く。
  2. スープ、鶏清湯スープ出汁」を30cc入れて完成。

コツ・ポイント

「釧路ラーメン」は昆布や鰹節をメインに魚介出汁のあっさり醤油スープが特徴のラーメンです。魚介の旨みが強くあっさりしつつも満足度の高いラーメンに仕上がっています。
ここで重要となるのが、旨みとコクを出し、ラーメン全体を支える土台を作らなければなりません。そこで鶏清湯スープ出汁で出汁を足すことで、鶏出汁の旨みとコクをプラスしたラーメンが完成します。

簡単スープの作り方(10分〜)

  1. 鶏清湯スープ出汁を中火で溶かし完成。

今回使ったスープ出汁

「そんぴんラーメン」再現タレ

歴史・成り立ち

釧路(くしろ)のラーメンは大正時代 (1920年代)に横浜からきた人がラーメンを伝来させたと言われる。 それを釧路の風土に合うように改良し、 屋台(ラーメン屋台他)で出すようになった。もう1説あり、 戦後1950年代に漁業が盛んになり、戻ってきた漁師たちが寒い中、熱いラーメンを求めることからラーメン屋台が増えいったという説である。さらには少しでも早く熱いものを食べたいという漁師のことを思い、麺が細く細麺ラーメンになっていったとも言われる。
北海道4大ラーメンと言われ、札幌味噌ラーメン・旭川ラーメン・函館ラーメンに次ぐ、第四のラーメンと言われています。
一切添加物、防腐剤を使わないのも特徴として、それ故にベストな状態である時間が短く、 釧路以外で食べることができないと言われる。近年は、鶏ガラや豚骨(とんこつ)、玉ねぎやねぎも使ってラーメンスープを作る店もあり多様化している。

推奨の組み合わせ

■麺:細ちぢれ麺

■タレ:好みで

■香味油:好みで

■トッピング:チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)、ねぎ、海苔

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注意事項

※「釧路ラーメン」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「釧路ラーメン」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版