【有名ラーメン店再現】「上州藤岡ラーメン」上州藤岡ラーメンの作り方・レシピ

2023年1月20日 2024年7月11日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：群馬県

群馬県藤岡市を代表する「ご当地麵」の上州藤岡ラーメンを再現したレシピの紹介です。
上州藤岡ラーメンは、あっさり醤油ベースのスープ出汁が特徴です。透き通った黄金色のスープは、煮干し・豚ガラなどでだしをとり、しつこさがないので最後まで飲み干してしまうほどあっさりしています。
「ご当地麵」の上州藤岡ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：鶏スープ（とりスープ）
■かえしタイプ：：醬油ダレ（しょうゆダレ）
■出汁タイプ　：【業務用スープ】鶏清湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合

上州藤岡ラーメンの材料

スープ

・水・・・10ℓ
・鶏ガラ（とりがら）・・・3kg
・げんこつ（豚ゲンコツ）･・・1kg
・煮干し（にぼし）･･･500g
＝完成量･･･9ℓ

出汁
・鶏清湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分～）

【スープ（完成量1リットル）】

鶏清湯スープ出汁…1000cc
煮干し（にぼし）･･･50g

手仕込みスープの作り方　

げんこつ（豚ゲンコツ）、鶏ガラ（とりがら）を水に入れて強火で炊く。出てくる灰汁（アク）をしっかり取り除く。
煮干しと「鶏清湯スープ出汁」を加え、約30分炊いて完成。

コツ・ポイント

「上州藤岡ラーメン」は、香り豊かな醤油味のラーメンです。煮干し・鶏ガラで出汁を取ったあっさり味のスープは、しっかりとスープのコクを引き出さないと醤油に負けてしまい残念な味となってしまいます。

そのため、スープにコクを出す鶏清湯スープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地のラーメンが出来ます。

簡単スープの作り方（60分〜）

水に煮干しを加えて1～2時間炊く。
鶏清湯スープ出汁を中火で溶かす。
1と溶かした2のスープを合わせたら完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
鶏清湯スープ出汁

「上州藤岡ラーメン」再現タレ

【上州藤岡ラーメン再現】
PB醤油ダレ

歴史・成り立ち

藤岡市はかつては瓦産業が盛んであったが、生産量の減少により、もともと藤岡市に多くあったラーメン店同志で「上州藤岡ラーメンの会」が結成された。コクがあるがあっさりしたラーメンスープで、様々な醤油ラーメンが展開されている。手打ちの太麺も特徴の一つ。元祖は、1889年創業の「むらちゃん」と言われている。
元々、横浜でラーメン屋台をひいていて、1986年に藤岡に移りラーメン店を構えた。藤岡ラーメンとしてのこだわりとして、特出したものは手打ち麺であり、「むらちゃん」から広まったと言われている。

推奨の組み合わせ

■麺：手打ちの平打ち麺

■タレ：醤油ダレ（しょうゆダレ）

■香味油：-

■トッピング：チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、メンマ、ナルト、ほうれん草、海苔

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。