インド(カレー)の作り方
【プロ直伝】カレーの基本の作り方・レシピ
アジア各国にそれぞれのスープがあり、スープ料理がある。ラーメンのように麺が入り、メインディッシュとなるものから、スープ単体を楽しむものもある。扱う食材、味付け、香り付けは千差万別である。そして何より、ラーメンとなる場合、麵や具材とスープとの相性も大切な要素になる。
基本ベース
■ベース:スパイス・ハーブ
■タイプ:醤油
材料
- 水…500ml
- 鶏肉…800g
- じゃがいも…3個
- 玉ねぎ…1個
- トマト…1個
- にんにく…1片
- 生姜…20g
- パクチー…5g
- 青唐辛子…2本
- カレーパウダー…4g ※唐辛子、コリアンダー、ターメリック
- スパイス…5g ※クローブ、クミンシード、カルダモン、シナモン、ローリエ
- サラダ油…100ml
- 塩…15g
完成量…500ml
作り方
- スパイスを油で熱してから入れて、香りを抽出する。
- 玉ねぎを加えて、茶色になるまで焦げないように炒める。
- にんにく、生姜を加えて、香りが出るまで弱火で炒める。
- トマトとカレーパウダーを加える。
- 鶏肉とじゃがいもを入れて、スパイスと馴染ませる。
- 水を加えて強火にして、沸騰したら、青唐辛子とパクチーを加えて、10分前後炊く。
コツ・ポイント
インドにはカレーと呼ばれる料理がなく、スパイスを使って煮込まれたインド料理のことを言っている。スパイスの歴史は5000年以上も前のインダス文明までさかのぼると言われている。そして日本にカレーが伝わったのは、ラーメンの勃興と同じく明治時代であり、当時インドを統治していたイギリス料理のひとつとして伝来した。それはイギリスの船乗りたちがアレンジしたシチューを日持ちさせるためにスパイスを活用して食べていたものであったともいわれる。そのためカレーというと、日本人はその一つの味を思い浮かべていたが、今日では北インド、南インドでの違いはもとよりスパイス料理の幅広さを感じつつある。こちらのレシピはオーソドックスなチキンカレーである。
推奨の組み合わせ
■麺:好みで
■タレ:醤油ダレ
■香味油:特になし
■トッピング:好みで