【有名ラーメン店再現】「中村屋」神奈川淡麗系ラーメンの作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:神奈川県

※画像はイメージです。

神奈川県大和市を代表する「中村屋」の神奈川淡麗系ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「中村屋」の神奈川淡麗系ラーメンは、鶏ガラベースの清湯スープにチー油のアクセントが効いている透明感のあるとてもバランスの良いスープになっております。
「中村屋」の神奈川淡麗系ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:鶏+豚骨+野菜+魚介スープ(とりとんこつやさい+ぎょかいスープ)
かえしタイプ:醤油ダレ、塩ダレ(しょうゆダレ、しおダレ)
■出汁タイプ 【業務用スープ】鶏豚白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合(10時間〜)

神奈川淡麗系ラーメンの材料

・水・・・10ℓ
・丸鶏(まるどり)…2kg
・鶏ガラ(とりがら)…2kg
・げんこつ(豚ゲンコツ)…1kg
・玉ねぎ…1個
・にんにく…1株
・生姜(しょうが)…100g
・煮干し(にぼし)…50g
・鰹節(かつおぶし)…25g
・花かつお…10g
・出汁昆布:根昆布、羅臼(だしこんぶ、ねこんぶ、らうす)…計20g
=完成量…9ℓ

出汁
鶏豚白湯スープ出汁…30cc

 

簡単スープの場合(10分〜)

【スープ(完成量1リットル)】

  • 鶏豚白湯スープ出汁…1000cc
  • 煮干し(にぼし)…5g
  • 鰹節(かつおぶし)…3g
  • 花かつお…1g
  • 出汁昆布:根昆布、羅臼(だしこんぶ、ねこんぶ、らうす)…計2g

手仕込みスープの作り方(10時間~) 

  1. 下処理をした鶏ガラ(とりがら)、げんこつ(豚ゲンコツ)を中火で炊く。灰汁(アク)をとったら、 野菜と出汁昆布(だしこんぶ)を加える。
  2. 30 分後に出汁昆布(だしこんぶ)、 野菜を取り出す。 6時間後に鶏ガラ(とりがら)を取り出す。 2時間中火で炊く。 濾す(こす)。
  3. 煮干しと鰹節を加えて、1時間炊いて取り出す。花かつおを加えて、 10分。
  4. 最後、スープに「鶏豚白湯スープ出汁」を合わせて出汁のコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「中村屋」は淡麗系ラーメンで有名な店です。鶏ガラベースの清湯スープにチー油のアクセントが効いたバランスの良いスープが特長です。そこで醤油ダレを活かし、ラーメンのクオリティを上げるために「鶏豚白湯スープ出汁」を合わせます。豚出汁の甘みと、鶏出汁の旨みが加わり深いコクの出るラーメンとして完成します。

簡単スープの作り方(60分〜)

  1. 水に出汁昆布を加えて炊く。
  2. 30 分後に出汁昆布(だしこんぶ)を取り出す。
  3. 煮干しと鰹節を加えて、1時間炊いて取り出す。花かつおを加えて、 10分。
  4. 鶏豚白湯スープ出汁を中火で溶かす。
  5. 3と溶かした4のスープを合わせたら完成。

今回使ったスープ出汁

「中村屋」再現タレ

歴史・成り立ち

1999年に中村栄利さんが創業した 「中村屋」 は東京近郊の一大ラーメンブームになり、 大行列を作ったラーメン屋だ。 元々はアメリカ留学中に食べた 「カップラーメン」を天然素材で作れないかと研究したものが原点と言われる。 日本で絶大なラーメンブームの中心にいながら「NAKAMURAYA NYC」 を創業し、今はアメリカに拠点を移し活躍している。 実兄も日本だけではなく、海外でも有名な 「AFURI」というラーメン店を経営している。

推奨の組み合わせ

■麺:細麺

■タレ:醤油ダレ、塩ダレ(しょうダレ、しおダレ)

■香味油:鶏油(チーユ)

■トッピング:煮豚29, ほうれん草、メンマ、 1/4玉子、海苔

店舗情報

  • 店名:中村屋(なかむらや)
  • 住所:神奈川県大和市下和田1207
  • 営業:平日11:00~14:30、18:00~21:00、土日祝11:00~21:00※スープが無くなり次第閉店
  • 定休:なし

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「中村屋」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「中村屋」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版