「あじの梅煮」レシピ~毎日の二人ごはん~
おなじみのおかずの味が決まらないⅡ
もう一息、基本のおかずのレパートリーを広げましょう。冷めてもおいしいつくねに、秋から旬を迎える魚で照焼き、みそ煮…。
「健康のためにも、魚のおかずをなるべく増やしていきたいです」
そんな毎日のおうちごはんに作りたい「毎日の二人ごはん」のレシピを、松本忠子先生のレシピとして掲載していきます。
材料(2~3人前)
- あじ…小8尾
- 梅干し…4個
煮汁
- 酒、みりん…各大さじ3
- しょうゆ…大さじ2
- 砂糖、酢…各小さじ1
- 水…1/4カップ
- しょうが…1かけ
作り方
- あじは、ぜいご、うろこ、はらわたを除く。店で処理してもらったものを求めると手軽。自分で処理するときは、はらわたは、盛りつけるときに裏になる側の胸びれの下に切れ目を入れて、包丁の先で取り出す。
- 腹の中を流水でよく洗い、水気をきる。
- 圧力なべに合わせた煮汁を入れて、一煮立ちさせ、あじを並べ入れて、ちぎった梅干しを散らす。
- 一度火を止めてなべのふたをきっちり閉め、再び火にかけて高圧を保ち、10~20分煮る。火を止めて、そのまま圧力が下がるまでおく。魚を器に盛ったら煮汁だけ少し煮つめて、魚にかける。たっぷりの針しょうが(せん切りにして、水にさらし、水気をきったもの)を盛る。
※煮汁は、圧力なべ用の分量。煮る時間はなべにより異なるので、調節します。骨がかたいときは、再び加圧してやわらかく煮ます。
ポイント
「魚屋さんで、ぜいご、うろこ、はらわたを取ってもらえば、あとは簡単そう」
「いわしも同じ方法でできますね」
「ぜひ、その日のうちに新鮮なほうで。圧力なべを使うと、身くずれせず、骨までやわらかく、早く煮えるので、活用をおすすめするわ」
あじの焼浸け
「あじで、作りおきのきく手軽なおかずをもう一品」
作り方
ぜいご、うろこ、はらわたを取ったあじをこんがりと両面焼き、熱いうちにファスナーつきビニール袋につけ汁とともに入れてなじませる。
冷蔵保存で2日ほどもつ。
つけ汁、しょうゆ、酢各大さじ2(以下あじ2尾分)、砂糖小さじ1/2、小角切りの昆布5gを一煮立ちさせて砂糖を煮溶かしたもの。
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注意事項
※著者「松本忠子」の『毎日の二人のごはん』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。
参考文献
■作品名:『毎日の二人のごはん』
■著者:松本忠子
■出版社:文化出版社