「せり、大根、豚しゃぶの柚香なべ」レシピ～毎日の二人ごはん～
外園 史明 FUMIAKI HOKAZONO年末年始、手軽でおいしいなべ料理のレパートリーもっと増やしたい。
夫の友人が来たときに学びました。食欲旺盛、お酒飲みの集まりは、みんなが参加できる料理が一番。ほかのものを用意するための時間かせぎもできるし、わいわいやれば盛り上がるし。
「ふー、いい香り！豚しゃぶも、組合わせ次第で、ぐっと大人向けになりますね」
「ゆずのしぼり汁としょうゆでどうぞ」
そんな毎日のおうちごはんに作りたい「毎日の二人ごはん」のレシピを、松本忠子先生のレシピとして掲載していきます。
材料（4～5人前）
- せり…2束
- 大根…400～600g
- 豚肉（しゃぶしゃぶ用）…600g
- ゆず…大2個
- しょうゆ…適宜
A
- 水…8カップ
- 酒…1カップ
- 昆布…5cm角2枚
- 溶きがらし（または七味とうがらし）…少々
作り方
- せりは、根を落とし、5～6cm長さのざく切りにする。大根は、せりに長さを合わせて細切りにする。
- ゆずは、皮を薄くそいで、せん切りにする。その後、実を二つから四つ割りにしてしぼり（ガーゼに包むと種を残してしぼれる）、しょうゆと1対2の割合で合わせる。
- 器にせり、大根を盛り、豚肉とゆず皮を適宜重ねるようにして盛る。
- なべにAを入れて、一煮立ちさせ、３を煮ながら、２のゆずしょうゆと溶きがらしでいただく。
※大根が甘く、ゆずが香り高い季節に楽しみたい冬のなべですが。出始めのせりが早春を感じさせるので、お正月料理におすすめの一品です。
ポイント
「ゆずの皮のせん切りを、たっぷり豚肉に散らして盛ります。お肉にからめて一緒にいただけるようにね。火が入るといっそういい香りが立つでしょう」
「溶きがらしがおすすめですが、お好みで七味とうがらしでも。たれは、皮を使ったゆずをしぼってしょうゆと合わせます」
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注意事項
※著者「松本忠子」の『毎日の二人のごはん』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。
参考文献
■作品名：『毎日の二人のごはん』
■著者：松本忠子
■出版社：文化出版社
