【有名ラーメン店再現】「新京」ベトコンラーメンの作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:愛知県

※画像はイメージです。

愛知県一宮市を代表する「新京」のベトコンラーメンを再現したレシピの紹介です。
「新京」のベトコンラーメンは、少し濃い色合いのスープで、そのままだとあっさり醤油味ですが、辛さプラスにんにくがたくさん入っているのでパンチのある味となっております。
「新京」のベトコンラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:鶏スープ(とりスープ)
かえしタイプ:醤油ダレ(しょうゆダレ)
■出汁タイプ 【業務用スープ】鶏清湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合

ベトコンラーメンの材料

・鶏清湯(とりチンタン)系スープ…300ml
【具材】
・サラダ油…20ml
・豚挽き肉…30g
・もやし…100g
・ニラ…50g
・にんにく油…40ml
・素揚げにんにく…8粒
・唐辛子…40g
・オイスターソース…30ml
・塩…適量
・胡椒…適量
=完成量…1人前

出汁
鶏清湯スープ出汁…30cc

 

簡単スープの場合(10分~)

【スープ(完成量1人前)】

手仕込みスープの作り方 

  1. 具材を作る。油を引かずに素揚げにんにくを中華鍋に入れて表面に焦げ目が付くまで炒める。
  2. もやし、にんにく油を加えて炒める。豚肉とニラを加える。
  3. スープに「鶏清湯スープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたらスープの完成。
  4. 醤油ダレ、唐辛子などの調味料を加える。できあがったラーメンの上にのせる。

コツ・ポイント

「新京」はベトコンラーメンが有名な店です。「新京」のベトコンラーメンは、にんにくがたくさん入った醤油スープが特徴です。しっかりとスープのコクを引き出さないとパンチの効いたにんにくに負けてしまい残念な味となってしまいます。

そこで「鶏清湯スープ出汁」で出汁を足すことで、鶏出汁の旨みとコクをプラスしたラーメンが完成します。

簡単スープの作り方(60分〜)

  1. 鶏清湯スープ出汁を中火で溶かしたらスープの完成。

今回使ったスープ出汁

「新京」再現タレ

歴史・成り立ち

ベトコンラーメンは1969年創業の「新京」で考案されたと言われる。過労、夏バテのために、にんにくと唐辛子を使った賄い料理が原点のラーメンである。当時続いていたベトナム戦争のベトコン(南ベトナム解放民族戦線)の勇敢なイメージから命名されたが、戦争の激化から食品の名称にふさわしくないと「ベスト・コンディションラーメン」の略と説明されるようになった。(しかし、略すなら「ベスコン」となるのではないだろうか。)同じような辛口のご当地ラーメンとして、名古屋にある「台湾ラーメン」は挽き肉を使用するが、ベトコンラーメンは野菜中心である。なお、店名の「新京」は、創業者の稲垣さんが生まれた中国満洲にある都市、新京にちなんでいる。一方、1975年創業の岐阜の「べトコンラーメン香楽」という店もあり、こちらはにんにくを丸ごと入れているのが特長である。両店とも同時期に生まれ、どちらが元祖ラーメンかというと不明である。

推奨の組み合わせ

■麺:細麺

■タレ:醤油ダレ(しょうゆダレ)

■香味油:にんにく油

■トッピング:野菜炒め

店舗情報

  • 店名:ベトコンラーメン新京 本店
  • 住所:愛知県一宮市松島町5
  • 営業:11:30~14:30、17:30~22:00、金・土・祝前日~23:00
  • 定休:火曜

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「新京」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「新京」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版