イタリア(ポレンタ)の作り方
【プロ直伝】イタリア(ポレンタ)の基本の作り方・レシピ
世界の代表的なスープ料理をラーメンに仕立てている。
日本には日本ならではの食材と食文化があるが、同様に他の国にもそれぞれの食材と食文化がある。ラーメンはその国々に行くたびに、食材や食文化や技法と共に広がっていく。
世界の6大州はアジア大陸、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸であるが、どの大陸にもラーメンは伝播しつつある。食材と料理、すなわちラーメンは自由に世界を行きかいながら存在感を増している。
南北アメリカにはラーメンは浸透しつつある。ヨーロッパもだ。オーストラリアにもラーメン店は進出している。どの大陸、国や地方にも、ご当地のスープ料理がある。そのスープ料理をラーメンとしてアレンジしたらどうなるかと言うのが1つの趣旨である。ご当地ラーメンや、はたまた新しいラーメンの未来が切り開かれる可能性は充分だろう。
基本ベース
■ベース:野菜
■タイプ:塩
材料
- 鶏清湯系スープ…800ml
- じゃがいも…60g
- キャベツ…60g
- ほうれん草…60g
- にんにく…5g
- ポレンタ…20g
- バター…15g
- 白胡椒…2g
完成量…1リットル
作り方
- じゃがいも・キャベツ・ほうれん草をゆでて、一口大に切る。
- にんにくをバターで弱火で黄金色になるまで炒めて、鶏清湯を加える。
- 沸騰したら、ポレンタを加え、ダマにならないようにかき混ぜて、とろみをつける。
- 10分ほど煮込んで、胡椒を加える。
コツ・ポイント
北イタリアでは、トウモロコシが栽培されるので、パンやパスタよりポレンタである。パパロットというポレンタでとろみをつけたスープがある。
北イタリアでは小麦生産に適していないので、様々な穀物を主食としていたが、15世紀になり、生産性の高いとうもろこしが伝来してから、ポレンタが一般化していった。粗挽きのとうもろこしの粉を湯やスープで捏ねて練り上げていったものである。
推奨の組み合わせ
■麺:細麺
■タレ:塩ダレ
■香味油:オリーブ油
■トッピング:じゃがいも、ほうれん草、キャベツ