チベット(トゥクパ)の作り方
【プロ直伝】トゥクパの基本の作り方・レシピ
アジア各国にそれぞれのスープがあり、スープ料理がある。ラーメンのように麺が入り、メインディッシュとなるものから、スープ単体を楽しむものもある。扱う食材、味付け、香り付けは千差万別である。そして何より、ラーメンとなる場合、麵や具材とスープとの相性も大切な要素になる。
基本ベース
■ベース:野菜
■タイプ:塩
材料
- 水…300ml
- 玉ねぎ(みじん切り)…100g
- 人参(みじん切り)…20g
- トマト(串切り)…1/2個
- にんにく(すりおろし)…2g
- 生姜(すりおろし)…2g
- 塩…2g
- 醤油…15ml
- 植物油…好みで
完成量…1人前
作り方
- フライパンで玉ねぎを炒め、きつね色になったら人参、にんにく、生姜を水に加える。
- 5分ほど火が入ってから、全ての材料を水に加え野菜が柔らかくなったら完成。
コツ・ポイント
トゥクパはヒマラヤ山脈一帯のチベット仏教の発祥地であるチベットの麺料理である。信仰として採食が推奨されるが、激しい気候と高山という土地柄、栄養摂取の為にも肉(羊やヤク)を入れることがある。
日本の手延べうどんと同じ製法の麺を使っている。小麦粉は貴重であるのでハレの特別食である。古い時代に中国から伝播したと言われる。チベットにおいてはモモとならんだ2大人気メニューである。ちなみにモモは小籠包や蒸し餃子に似た食べ物である。
推奨の組み合わせ
■麺:好みで
■タレ:なし
■香味油:野菜を炒めた時の油
■トッピング:香草など