【有名ラーメン店再現】「経堂の虎」スタミナ冷やしの作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:茨城県

※画像はイメージです。

茨城県水戸市を代表する「経堂の虎」のスタミナ冷やしを再現したレシピの紹介です。
「経堂の虎」のスタミナ冷やしは、たっぷり入ったキャベツ・レバー・カボチャ・人参を甘い餡かけにし、冷たく締めた太麺で食べるご当地ラーメンです。餡の甘さと辛さのバランスが絶妙にマッチしており、一口食べるとやみつきになる味です。
「経堂の虎」のスタミナ冷やしの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:豚骨スープ(とんこつスープ)
■かえしタイプ:まぜそば
■出汁タイプ 【業務用スープ】とんこつスープ出汁

材料

手仕込みスープの場合

スタミナ冷やしの材料

【スープ(1人前200ml)】
清湯(チンタン)系スープ・・・ 600ml
薄口醤油(うすくちしょうゆ)・・・200ml
上白糖(じょうはくとう)・・・150g

・豚レバー・・・200g
・日本酒・・・100ml
・生姜(しょうが)・・・5g
・かぼちゃ・・・20g
・人参・・・20g
・キャベツ・・・30g

【水溶き片栗粉】
水・・・15g
片栗粉・・・ 15g
・一味唐辛子・・・ 1g

=完成量・・・1人前

出汁
とんこつスープ出汁…30cc

簡単スープの場合(10分~)

【スープ(1人前200ml)】

  • とんこつスープ出汁…600cc
  • 豚レバー・・・200g
  • 日本酒・・・100ml
  • 生姜(しょうが)・・・5g
  • かぼちゃ・・・20g
  • 人参・・・20g
  • キャベツ・・・30g

【水溶き片栗粉】

  • 水・・・15g
  • 片栗粉・・・ 15g
  • 一味唐辛子・・・ 1g

手仕込みスープの作り方 

  1. スープに「とんこつスープ出汁」と醤油と砂糖を混ぜる。
  2. 日本酒と生姜に浸けた豚レバーと野菜を油で素揚げする。
  3. 1と2を合わせて火にかけ、沸いたら水溶き片栗粉でとろみを浸ける。

コツ・ポイント

「経堂の虎」のスタミナ冷やしは、野菜などを甘い餡かけにした冷たいラーメンです。餡の甘さと辛さのバランスが良く病みつきにある味わいです。そこで、味の決め手となる豚骨の旨みを出すために「とんこつスープ出汁」の出汁を使って、旨みとコクを引き出したラーメンとして完成します。

簡単スープの作り方(60分〜)

  1. 日本酒と生姜に浸けた豚レバーと野菜を油で素揚げする。
  2. とんこつスープ出汁を中火で溶かす。
  3. 1と2を合わせて火にかけ、沸いたら水溶き片栗粉でとろみを浸ける。

今回使ったスープ出汁

「経堂の虎」再現タレ

歴史・成り立ち

スタミナ冷やし麺とは、とろみを付けた熱々の豚レバー・野菜をキリッと冷やした麺にのせる水戸のご当地麺料理である。
元々は1970年頃、「大進」という店で生まれたメニューと言われている。 当時、 レバーは捨てられるような安価な食材であり、茨城県も安価であった時代背景の中で、「学生に安くて元気になるものを食べてもらいたい」 とい
う思いから発案されたという。
考案者と言われる 「大進」の店長であった長井さんが水戸に移り、1987年「松五郎」を創業し、多くの弟子たちが「スタミナ冷やし」を広めている。 上記の作り方は、 東京・経堂にあった 「経堂の虎」をオマージュし、西尾了一が創作したもの。

推奨の組み合わせ

■麺:太麺

■タレ:薄口

■香味油:ラード

■トッピング:味付け豚レバー、かぼちゃ、人参、ニラ、キャベツ

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注意事項

※「経堂の虎」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「経堂の虎」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版