山形ラーメン有名店まとめ|龍上海・琴平荘・ケンちゃん・寅真の四天王

はじめに|山形ラーメンの「有名店」まとめ

山山形県は、全国でも屈指の「ラーメン消費量」を誇るラーメン王国。
赤湯辛味噌、庄内の極太麺、煮干し文化など、エリアごとに全く異なる進化を遂げてきました。

本記事では、
「山形ラーメンを語るなら外せない四天王」として、

  • 龍上海
  • 琴平荘
  • ケンちゃんラーメン
  • 寅真らーめん

の4店舗を、有名な理由・味の特徴・系統別にわかりやすく解説します。

第1章|山形ラーメン四天王とは?

山形のラーメンは、単なる「ご当地グルメ」にとどまらず、地域の暮らしに深く根づいた日常食として発展してきました。赤湯の辛味噌、庄内の煮干し、極太麺文化など、エリアごとに味の方向性が異なり、その多様性こそが山形ラーメン最大の魅力です。今回紹介する4店は、全国的な知名度を持ちながら地元で圧倒的に支持され、なおかつ各系統を象徴する存在。山形ラーメンを語るうえで欠かせない、事実上の「四天王」といえる名店です。

第2章|山形ラーメン四天王ご紹介

山形は全国有数のラーメン王国として知られ、地域ごとにまったく異なる個性を持つラーメン文化が根づいています。本章では、赤湯辛味噌、庄内煮干し、醤油文化を象徴する名店の中から、山形ラーメンを語るうえで欠かせない「四天王」を厳選してご紹介します。

四天王①|龍上海 本店

龍上海 本店は、山形ラーメンを全国区へ押し上げた存在として知られる、赤湯辛味噌ラーメンの元祖です。白味噌をベースにした濃厚なスープの中央に、真っ赤な辛味噌が鎮座する一杯は、見た目からして強烈な個性を放ちます。辛味噌を少しずつ溶かしながら食べ進めることで、まろやかさから刺激的な辛さへと味が変化し、一杯の中で複数の表情を楽しめるのが最大の魅力。太めの縮れ麺はスープとの絡みが抜群で、食べ応えも十分です。観光客だけでなく地元客の支持も厚く、「山形ラーメンといえば龍上海」と言われるほど、赤湯エリアのラーメン文化を象徴する名店として不動の地位を築いています。

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【店舗情報】
店  名:龍上海 赤湯本店
住  所:〒999-2231 山形県南陽市二色根6-18
電話番号:0238-43-2952
営業時間:11:30~19:00
定休日 :水曜日 ※祝日の場合は翌日

四天王②|琴平荘

琴平荘は、山形県庄内地方を代表する名店で、「冬しか食べられないラーメン」として全国のラーメンファンから特別な存在として知られています。旅館の一角で営業するという独特のスタイルも相まって、その一杯を求めて県内外から多くの人が訪れます。スープは鶏ガラを軸に煮干しの旨みを重ねた澄んだ味わいで、見た目はあっさりしながらも奥行きのあるコクが特徴。自家製の極太麺はもちもちとした食感で、スープとの相性も抜群です。派手さはないものの、素材の良さとバランスの取れた設計により、食べ進めるほどに完成度の高さを実感できます。琴平荘は、庄内ラーメン文化の真髄を体現する一杯として、山形ラーメン四天王に欠かせない存在です。

☝️【関連】琴平荘はなぜ“冬だけ営業”でも伝説的なのか?

【店舗情報】
店  名:中華そば処 琴平荘
住  所:〒999-7463 山形県鶴岡市三瀬己381-46 旅館琴平荘
電話番号:0235-73-3230
営業時間:毎年10月1日〜翌年5月31日 11:00〜14:00
定休日 :木曜日

四天王③|ケンちゃんラーメン

ケンちゃんラーメンは、山形市民にとって“日常の一杯”として長年愛され続けてきた名店です。観光向けの派手さはないものの、煮干しの旨みをしっかり効かせた醤油スープは、毎日でも食べられるバランス感が魅力。香り高い煮干しの風味に、角の取れたまろやかな味わいが重なり、飽きのこない完成度を誇ります。自家製の中太麺はコシが強く、スープとの相性も抜群。ボリューム感のある盛りも特徴で、地元客の胃袋を支えてきました。流行を追うのではなく、地域の生活に根ざし続けてきたその姿勢こそが、ケンちゃんラーメンを四天王の一角たらしめる理由と言えるでしょう。

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【店舗情報】
店  名:ケンちゃんラーメン
住  所:〒998-0006 山形県酒田市ゆたか1-6-1
電話番号:0234-33-3012
営業時間:11:00〜14:00
定休日 :毎週月曜日

四天王④|寅真らーめん

寅真らーめんは、山形ラーメンの系譜を踏まえながら、現代的な感性で再構築した“進化系”の一杯を提供する注目店です。鶏の旨みを軸に煮干しを重ねたスープは、力強さと繊細さを併せ持ち、後味のキレの良さが印象的。雑味を抑えたクリアな設計で、最後まで飲み干したくなる完成度を誇ります。麺や盛り付けも計算されており、ビジュアル面でも洗練された印象。伝統的な山形ラーメンに敬意を払いながらも、若い世代やラーメン通の評価を獲得している点が特徴です。寅真らーめんは、山形ラーメンが今もなお進化し続けていることを示す存在として、四天王にふさわしい一軒と言えるでしょう。

【店舗情報】
店  名:寅真らーめん
住  所:〒990-0022 山形県山形市東山形1-5-22
電話番号:023-666-3688
営業時間:11:00〜14:00/17:00〜20:00
定休日 :月曜、第2火曜

第3章|山形ラーメン四天王を系統で整理する

山形ラーメン四天王は、同じ「山形ラーメン」という括りでありながら、味の方向性や成り立ちは大きく異なります。龍上海は赤湯辛味噌という独自ジャンルを確立し、濃厚さと刺激を前面に打ち出した象徴的存在。一方、琴平荘は庄内地方らしい淡麗系で、煮干しと鶏の旨みを丁寧に重ねた完成度重視の一杯です。ケンちゃんラーメンは煮干し醤油を軸にした生活密着型ラーメンで、地元の日常を支える王道系。寅真らーめんは、これらの系譜を踏まえつつ、現代的に洗練させた進化系の立ち位置と言えるでしょう。このように系統で整理することで、山形ラーメンが単一の味ではなく、多層的な文化として発展してきたことが明確になります。

四天王の早見表

店名系統
龍上海赤湯辛味噌系
琴平荘庄内・淡麗煮干し系
ケンちゃんラーメン山形煮干し醤油系
寅真らーめん進化系・ネオ山形

▶︎山形ラーメンの多様性が一目で分かる構成。

まとめ|山形ラーメンは「一枚岩ではない」

山形ラーメンは、よくあるご当地ラーメンのように「これが正解」という一つの型を持ちません。赤湯の辛味噌、庄内の淡麗煮干し、山形市周辺の煮干し醤油、そして現代的に再構築された進化系まで、地域や時代ごとに独立した進化を遂げてきました。今回紹介した四天王は、その多様性を象徴する存在であり、どれか一軒が代表というわけではありません。山形ラーメンの本質は、流行に左右されず、土地の暮らしや食文化とともに積み重ねられてきた点にあります。一枚岩ではないからこそ奥深く、知れば知るほど面白い――それが山形ラーメンの最大の魅力と言えるでしょう。

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