【有名ラーメン店再現】「ますたに」京都3層スープ系の作り方・レシピ

【有名店レシピ】ますたに風のラーメンスープの作り方
※画像はイメージです。

京都府「ますたに」再現ラーメンレシピ

はじめに

京都府京都市を代表する「ますたに」の京都3層スープ系ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「ますたに」の京都3層スープ系ラーメンは、上層はたっぷりの背脂で脂の甘さを感じるマイルドな味になっており、中層はさっぱりとした醤油味、下層は特製の一味が入っているのでぴりっと辛みを感じるスープです。鶏ガラのうま味を感じることが出来るスープは、背脂の甘みと、醤油のキレが絶妙なバランスで口の中に広がるので非常に美味しい。通な食べ方は、レンゲを使わずに丼を持ってスープをゴクゴク飲んでください!3層が合わさって"極上の一杯"を味わうことが出来ます。
「ますたに」の京都3層スープ系ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■手作りスープ:鶏スープ(とりスープ)
かえしタイプ:醤油ダレ(しょうゆダレ)
■スープベース:【業務用スープ】鶏白湯スープ(CP-T10)

スープの作り方

材料

・水…10ℓ
・鶏ガラ(とりがら)…2kg
・鶏首ガラ…500g
・鶏皮(とりかわ、けいひ)…1kg
・業務用鶏白湯スープ(CP-TBN10)…2kg
・背脂(豚の背あぶら)…1kg
=完成量…6ℓ

 

作り方

  1. 材料を水から炊いて、灰汁(アク)取りをする。灰汁取り後、蓋をして強火で4時間炊いていく。
  2. 背脂(豚の背あぶら)は2時間ほどスープで炊いて取り出す。
  3. 最後、スープに「鶏白湯スープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「ますたに」は京都ラーメンが有名な店です。「ますたに」の京都ラーメンは、3層スープが特長です。上層は背脂たっぷり、中層はさっぱり醤油味、下層は一味でピリッと辛みを感じるスープです。そこで3層スープの味を支えるために、「鶏白湯スープ出汁」で出汁を足すことで、鶏の旨みとコクを引き出したラーメンが完成します。

推奨の組み合わせ

■麺:24番ストレート

■タレ:醤油ダレ27(しょうゆダレ)

■香味油:背脂

■トッピング:煮豚10、九条ねぎ、メンマ18、辛いもの具材ソース75

「ますたに」の再現PB開発できます!

業務用スープメーカーのCOOKPITは、どのラーメンでも再現できるベーススープを複数持っています。
そのため、再現したいラーメン屋をお問い合わせいただければ、スープ・タレ・香味油・麺のセットでご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

スープ

【業務用】鶏白湯スープ出汁

【業務用スープ】
鶏白湯スープ出汁

歴史・成り立ち

1947年のラーメン屋台から始まり1949年に店舗を構えた「ますたに」は、京都の「京都3層スープ系」とも「背脂鶏ガラ醤油ラーメン」とも呼ばれる味の元祖と言われる。
上に背脂、真ん中に鶏白湯のスープ、下部に辛いものがあるという3層スープであり、それぞれの部分の美味しさ、混ぜたときの美味しさを楽しめるラーメンだ。このラーメンの味の構成を多くの店が真似て、チェーンのラーメン店などもできた。例えば、スープベースを豚骨(とんこつ)にしたり、背脂の上に唐辛子をふったりする店もあり、いずれも人気だ。
このラーメン店は、京都の銀閣寺近くの今出川通りという風情のあるところに位置している。筆者は、今は亡き創業の女将さんの指導の下に開業した唯一の東京支店でラーメンを学んだ。1日800食を超える大繁盛ラーメン店であった。

店舗情報

  • 店名:中華そば ますたに 北白川本店
  • 住所:京都府京都市左京区北白川久保田町26
  • 営業:10:00~16:00
  • 定休:月曜日、第3火曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「ますたに」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「ますたに」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版