【有名ラーメン店再現】「マルナカ」朝ラーメン(冷)の作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:静岡県

※画像はイメージです。

静岡県藤枝市を代表する「マルナカ」の朝ラーメン(冷)を再現したレシピの紹介です。
「マルナカ」の朝ラーメン(冷)は、ガラスの器に入った冷やし麺で、スープは甘口でとても美味しく、昆布と鰹出汁のうま味がしっかり効いた食べやすい味です。
「マルナカ」の朝ラーメン(冷)の味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:魚介スープ(ぎょかいスープ)
かえしタイプ:冷やしダレ
■出汁タイプ 【業務用スープ】とんこつスープ出汁

材料

手仕込みスープの場合(15時間〜)

朝ラーメン(冷)の材料

・水…10ℓ
・豚モモ肉…4kg
・出汁昆布(だしこんぶ)…30g
・鰹節(かつおぶし)…200g
=完成量…10ℓ

出汁
とんこつスープ出汁…30cc

 

簡単スープの場合(10分〜)

【スープ(完成量1リットル)】

手仕込みスープの作り方(15時間~) 

  1. 水と出汁昆布(だしこんぶ)、鰹節を10時間ほど浸けてから、3時間ほど炊く。
  2. 途中でチャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)にする豚モモ肉を加えて90分ほど炊いて取り出す。
  3. 最後、スープに「とんこつスープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント 

「マルナカ」は朝ラーメンが有名な店です。「マルナカ」の朝ラーメン(冷)は、ガラスの器に入った冷やし麺で、甘めのスープが特長です。しっかりとスープのコクを引き出さないと甘さに負けてしまい残念な味となってしまいます。

そのため、スープにコクを出すとんこつスープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地に、食欲をそそる出汁の風味が加わるラーメンが出来ます。

簡単スープの作り方(60分〜)

  1. 水に出汁昆布・鰹節を加えて1~2時間炊く。
  2. とんこつスープ出汁を中火で溶かす。
  3. 1と溶かした2のスープを合わせたら完成。

今回使ったスープ出汁

「マルナカ」再現タレ

歴史・成り立ち

朝食べるラーメンである「朝ラー」は藤枝市志太の「マルナカ」にて発祥し、周辺の焼津市、島田市などにもある食文化であることより、志太系ラーメンとも言われる。志太系ラーメンには、「温」と「冷」があるのも特長である。そして1人でラーメンを2杯食べる人も多く、温かいラーメンの次に冷やしラーメンが提供されるのが通例となっている。酢の入っていない甘口冷やしラーメンであり、朝ラーという言葉の発祥とも言われる。なお、「朝ラー」は、お客様が名付け親と言われる。夏場の冷やしラーメンは、ゆで上がった麺を一度冷水で洗ってからラーメンどんぶりにいれる仕様がある。冷やしラーメンができた当初は冷蔵庫もなく、ゆでた麺をしめて、冷たいというよりも常温のラーメンスープに入れていたと言われる。

推奨の組み合わせ

■麺:平打ち中太麺

■タレ:甘口の醤油タレ

■香味油:-

■トッピング:チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)、メンマ、ねぎ、海苔、わさび、紅生姜

店舗情報

  • 店名:マルナカ
  • 住所:静岡県藤枝市志太3-1-24
  • 営業:月〜土8:30~13:15 ※早仕舞いあり
  • 定休:日曜・祝日・第二、第四土曜

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「マルナカ」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「マルナカ」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版