【有名ラーメン店再現】「保盛軒」新潟あっさり醤油ラーメンの作り方・レシピ

2023年1月6日 2023年11月23日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：新潟県

新潟県新潟市を代表する「保盛軒」の新潟あっさり醤油ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「保盛軒」の新潟あっさり醤油ラーメンは、鶏ガラベースのあっさりした醤油ラーメンが特徴です。
丸鶏をじっくりと煮込み、美味しいだしを抽出したところに、香味野菜・肉などを加えて臭みを消し、さらにコク深いうま味をプラスしていきます。そのこだわりがストレートに伝わる醤油ラーメンは、なんとも言えない美味しさです。
「保盛軒」の新潟あっさり醤油ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：鶏+豚骨+煮干しスープ（とり、とんこつ、にぼし合わせスープ）
■かえしタイプ：醤油ダレ（しょうゆダレ）
■出汁タイプ　：【業務用スープ】鶏豚白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合（5時間〜）

新潟あっさり醤油ラーメンの材料

スープ

・水・・・10ℓ
・鶏ガラ（とりがら）･･・2kg
・げんこつ（豚ゲンコツ）・・・1kg
・生姜（しょうが）･･･100g
・玉ねぎ･･・200g
・にんにく・・・1個
・煮干し・・・100g
＝完成量･･･9ℓ

出汁
・鶏豚白湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分〜）

【スープ（完成量1リットル）】

鶏豚白湯スープ出汁…1000cc
生姜（しょうが）･･･10g
玉ねぎ･･・20g
にんにく・・・1/4個
煮干し・・・10g

手仕込みスープの作り方（5時間～）　

骨（鶏ガラ、豚ゲンコツ）の血抜きをして炊き、灰汁取りをする。「鶏豚白湯スープ出汁」と、その他の材料を加えて4時間炊く。
最後に「鶏豚白湯スープ出汁」を加えて完成。

コツ・ポイント

「保盛軒」は、鶏ガラベースのあっさり醤油味のラーメンです。しっかりとスープのコクを引き出さないと醤油に負けてしまい残念な味となってしまいます。

そのため、スープにコクを出す鶏豚白湯スープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地の王道ラーメンが出来ます。

簡単スープの作り方（60分〜）

水に生姜、玉ねぎ、にんにく、煮干しを加えて1～2時間炊く。
鶏豚白湯スープ出汁を中火で溶かす。
1と溶かした2のスープを合わせたら完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
鶏豚白湯スープ出汁

「保盛軒」再現タレ

【保盛軒再現】
PB醤油ダレ

歴史・成り立ち

新潟市中心に、あっさりとした煮干醤油ラーメン店がたくさんある。老舗のラーメン店の多くは昭和30～40年代にオープンしたと言われる。 1927年に中国出身の初代が開いた「保盛軒」が新潟のラーメンの先駆者と言われる。ちなみに新潟5大ラーメンはこちらの「新潟醤油ラーメン｣「新潟濃厚味噌ラーメン」「燕三条背脂ラーメン」「長岡」「醤油ラーメン」「三条カレーラーメン」である。

推奨の組み合わせ

■麺：：細ちぢれ麺

■タレ：醤油(豚を煮込んだ醤油)

■香味油：－

■トッピング：豚ももチャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、ねぎ、メンマ、ナルト

店舗情報

店名：保盛軒
住所：新潟県新潟市西区ときめき西1-12-12
営業：11:30〜14:00(L.O)、17:00〜21:00(L.O)
定休：水曜日、第3木曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。