【有名ラーメン店再現】「柳家総本店」納豆キムチラーメンの作り方・レシピ
岩手県「柳家総本店」再現ラーメンレシピ
はじめに
岩手県盛岡を代表する「柳家 総本店」のラーメンを再現したレシピの紹介です。
キムチの赤色が特徴的なスープは、辛そうな見た目とは違い、とても濃厚でマイルドな味わいです。ピリ辛キムチ・味噌スープ・納豆・と全て主張が激しい味ですが、全てが絶妙にマッチしており一つの味としてまとまっています。
柳家 総本店の味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
基本ベース
■手作りスープ:魚介スープ(ぎょかいスープ)
■かえしタイプ:醤油ダレ、塩ダレ(しょうゆダレ、しおダレ)
■スープベース :【業務用スープ】鶏清湯スープ(CP-TC4)
スープの作り方
材料
【鶏清湯系スープ(完成量10リットル)】
- 水…10リットル
- 鶏…1kg
・業務用鶏清湯スープ(CP-TC4)・・・4kg
【ラーメン(完成量300ml)】
- 鶏清湯系スープ(とりちんたんけいスープ)・・・300ml
- キムチ・・・50g
- 納豆・・・80g
- 豚肉・・・ 100g
- もやし・・・50g
- ねぎ・・・30g
- キャベツ・・・30g
- ニラ・・・30g
- 味噌ダレ(味噌ダレ)・・・30g
- ごま油・・・適量
作り方
- 血合いを取った鶏の骨を水に入れて加熱する。
- 灰汁が出てきたら(30分前後)、しっかり取り除く。
- 表面がぷくぷくと沸く程度の火力(95℃前後)で炊く。
- 1時間に1度加水して、水位を保つ。
- 弱火で1時間炊き上げ、ブリックス計(濃度計)2~3になるまで炊きあげれば清湯スープの完成。
- ごま油で豚肉を炒めて、そこにキムチを入れて香りを出す。
- 野菜を加えてしっかりと炒める。 鶏清湯系(とりちんたんけい)スープと味噌ダレ(みそダレ)を加えて沸いたら、納豆を加える。
- 最後に「鶏清湯スープ出汁」を加えて完成。
コツ・ポイント
「柳家 総本家」ピリ辛キムチ・味噌スープ・納豆と特徴的なラーメンです。その中でもコクと旨味を感じることができる満足度の高いラーメンに仕上がっています。
ここで重要となるのが、ピリ辛キムチ・味噌スープ・納豆に負けない旨みとコクを出し、ラーメン全体を支える土台を作らなければなりません。そこで「鶏清湯スープ出汁」で出汁を足すことで、鶏出汁の旨みとコクをプラスしたラーメンが完成します。
推奨の組み合わせ
■麺:中太多加水麺
■タレ:味噌ダレ(味噌ダレ)
■香味油:背油(せあぶら。豚の背油)
■トッピング:生卵。その他、チーズや麻婆豆腐(マーボードウフ)などをのせても美味しい
歴史・成り立ち
1975年創業の「柳家」 は 「想いを込めた一杯は、きっとお客様の心に響く」として店主の大信田さんが本屋の3階に手打ちそば屋とし。開業。 元をたどると、 大信田さんは岩手県大迫町(現在の花巻市)で手打ちそば店をしていたが、過疎化にともない、 盛岡に移転してラーメンを作り始めたのであった。 ボリュームがあり、 「元祖キムチ納豆」 というネーミングも評判になり、 岩手を代表するラーメン店となった。納豆キムチラーメンの発祥のお店です。
元々は丁稚奉公時代のご主人に振舞ってもらっていた納豆汁の感動的な美味しさを思い出し、アレンジされた納豆ラーメン。ある日賄いで納豆ラーメンを食べているときに、近くにあったキムチを見た女将の「キムチの辛味と酸味が納豆に合うのではないか?」 というひらめきから誕生した。今では小麦の自家栽培をするところから、製麺までも始めています。
キムチの味はピリ辛程度なので辛いのが苦手な方でも食べやすい味わいになっております。
店舗情報
- 店名:柳家 総本店
- 住所:岩手県盛岡市大通2-1-23 SUNQUEENビル1F
- 営業:11:00~27:00(月~土曜)11:00~22:00(日曜・祝日)
- 定休:なし
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
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注意事項
※「柳屋」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「柳屋」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版