【有名ラーメン店再現】「醤油ホルメン」旭川ラーメンの作り方・レシピ
北海道「醤油ホルメン」再現レシピ
はじめに
北海道旭川市を代表する「醤油ホルメン」の旭川ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「醤油ホルメン」の旭川ラーメンは、旭川を代表するソウルフード「ホルモン」と「旭川ラーメン」が一つになった「旭川しょうゆホルメン」が特徴です。
ラードの香りが香ばしい旭川ラーメンに、柔らかいホルモンがトッピングされることでコラーゲンも食べ応えも増した、旭川ソウルフード「しょうゆホルメン」の完成です。
「醤油ホルメン」の旭川ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
基本ベース
■手作りベース:豚骨スープ
■かえしタイプ:醤油ダレ、塩ダレ、味噌ダレ、その他
■スープベース:【業務用】とんこつスープ
スープの作り方
材料
一人前(完成量370ml)
- 【業務用】豚骨スープ・・・ 300ml
- ホルモン・・・100g
- 牛脂(またはラード)・・・ 10g
- チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)の煮汁・・・10ml
- 生醤油(きじょうゆ)・・・15ml
作り方
- 牛脂(またはラード)を熱してホルモンを炒める。
- チャーシュー(叉焼・焼豚)の煮汁、【業務用】豚骨スープ、生醤油で味付けする。
- 最後に、味付けしたホルモンと野菜をトッピングしたら完成。
コツ・ポイント
「旭川しょうゆホルメン」は、旭川ラーメンスープをベースとしているため、あっさり系豚骨スープに、牛脂やラードの香り付けしたラーメンに大量のホルモンが載るラーメンです。
そのため、ホルモンの味が強く、ベースとなるスープがしっかりと濃厚でコクがないと全体のバランスが崩れてしまいます。ここでポイントとなるスープのコクを引き上げるために濃度の高い【業務用】豚骨スープを合わせることで、ホルモンに負けない下地のスープを作ることができます。
推奨の組み合わせ
■麺:中細ちぢれ麺
■タレ:チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)の煮汁
■香味油:牛脂
■トッピング:ホルモン、葱、キャベツ、メンマ、糸唐辛子、 ナルト
歴史・成り立ち
旭川の養豚業から生まれた独自の食文化が塩ホルモンである。 1945年以降の戦後の食糧難の時代になり、それまで捨てていたホルモンを塩味で食べるスタイルが庶民に広まった。 旭川は1900年頃から養豚業が盛んとなり、 廃棄した骨(豚の背ガラ、豚げんこつその他)の活用は豚骨スープへ。 一方、新鮮な豚の内臓からは、ホルモンへ活用されていた。ラーメンとホルモンはかつて盛んだった養豚業をルーツにもつ旭川の2大ソウルフードである。 この2つを旭川の食文化を支えてきた地元の醤油が仲介して、ラーメンとホルモンという旭川の2大ソウルフードが重なって出来上がったのが、 ホルメンである。 1981年創業の「旭川ラーメン専門ひまわり」 が元祖と言われる。 「ホルモン」ではなく 「ホルメン」 と呼び、醤油ラーメン・味噌ラーメン・辛いラーメン・激辛ラーメン、 と5種類の味がある
店舗情報
- 店名:ラーメン専門 ひまわり
- 住所:北海道旭川市大雪通3丁目491-1 特一ビル 1F
- 営業:11:00~15:30
- 定休:水曜日
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
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注意事項
※「醤油ホルメン」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「醤油ホルメン」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版