「だしみつ」レシピ〜便利調味料の作り方(松本忠子レシピ)〜
関東育ちの私にとって、卵焼きは思いっきり甘いもので、それをいつでも同じ味で作れるようにと、このだしみつを作りはじめました。
料理の甘みにちょっと奥行を出したいとき、砂糖代りにだしみつを使うと料理がぐんとおいしくなります。
わが家では厚焼き卵のほかに、あえ物、煮物、甘辛い照焼きなどにもだしみつを使っています。
また最近は、量を多くいただかない豆や野菜の甘煮は、加熱したものにこのだしみつをからめて味を含ませ、作るようにもなりました。
やさしい甘さで、そのうえ簡単なので、大変喜ばれています。
材料 (作りやすい分量)
- 濃いめのだし汁…2と1/2カップ
- 砂糖…400g
- 酒…1/2カップ
- みりん…1/2カップ
- 塩…大さじ1と1/2
- しょうゆ…小さじ1
作り方
- 鍋に材料のすべてを入れ、あくを取りながら弱火で煮つめる。
- 1時間以上煮つめ、とろりとした状態になってきたら火を止める。
- 粗熱が取れたら保存瓶に移し、冷蔵庫で保存する。作ってすぐに使える。
●作るポイント
ここで使っている濃いめのだし汁は、良質のだし昆布と血合い抜きのかつお節でとったものです。
うまみの素になるので、いつもの1.5倍量くらいを使ってだし汁をとってください。
●保存について
冷蔵庫のできればドアポケットの揺れるところを避けて保存し、2カ月くらいのうちに使いきります。
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注意事項
※著者「松本忠子」の『これは便利調味料 だしいらずのおかず30選』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。
参考文献
■作品名:『これは便利調味料 だしいらずのおかず30選』
■著者:松本忠子
■出版社:文化出版社