「肉じゃが」レシピ~毎日の二人ごはん~
おなじみのおかずの味が決まらない…、というお悩みって皆さんありますよね。
何度食べても飽きない味で、これができれば応用もきくようになるかしら、と思うのがおなじみのおかず。つまり基本ということなのに、なかなか自信が持てないのが、肉じゃがや照焼き、卵焼き…。
「何度作ったことでしょう!飽きないおかずの代表です」
「こっくり甘辛がおいしいと思うの。その分、素材の味を生かすようぐずぐずと長く煮ないで、じゃがいもは、ほっこりね」
「牛肉は、いいお肉屋さんで、上等な部位の切落しを。これもこつの一つかしら。あらかじめ酒をふっておくと、煮汁に入れたとき、さばきやすいですよ」
そんな毎日のおうちごはんに作りたい「毎日の二人ごはん」のレシピを、松本忠子先生のレシピとして掲載していきます。
材料(2~3人前)
- じゃがいも…正味300g(2~3個)
- 玉ねぎ…1個
- しらたき…1/2玉
- 牛薄切り肉(切落しでいい)…100g(酒 少々)
煮汁
- だし汁…1カップ
- 酒、みりん…各大さじ1と1/2
- しょうゆ…大さじ3弱
- 砂糖…大さじ2と1/2
- 絹さや…適宜
作り方
- じゃがいもは、皮をむいて、食べやすい大きさに切る。玉ねぎは大きめのくし形に、しらたきはさっと洗って熱湯でゆで、7~8㎝長さに切る。
- 牛肉は、食べやすい大きさに切って、酒をふる。
- 煮汁をなべに合わせて一煮立ちさせ、まず牛肉を入れて箸で軽くほぐし、浮いてくるあくを除きながら煮る。
- 肉の色が変わったら、1の材料を加えて、落しぶたをし、さらになべのふたをして煮る。クツクツと煮立っているくらいの強めの火加減で。
- じゃがいもがやわらかくなったら、ふたを取り、煮汁をとばすように時々なべごと揺すってさらに少し煮る。材料を全部入れてから10分程度を目安に、じゃがいもがほっこり煮えたらでき上り。
- さっとゆでてせん切りにした絹さやを添える。
ポイント
「玉ねぎを加えるタイミングは、好みで。とろりが好きなら初めから、しゃっきりがよければ、ふたを取ってから加えます」
「手早く効率的に煮汁を回すために、落しぶたを。手軽にしたいなら、アルミフォイルで。なべの大きさに折って、角を切り、真ん中に切込みを入れるだけ。匂い移りの心配もないでしょう」
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注意事項
※著者「松本忠子」の『毎日の二人のごはん』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。
参考文献
■作品名:『毎日の二人のごはん』
■著者:松本忠子
■出版社:文化出版社