タイ(トムヤムクン)の作り方
【プロ直伝】トムヤムクンの基本の作り方・レシピ
アジア各国にそれぞれのスープがあり、スープ料理がある。ラーメンのように麺が入り、メインディッシュとなるものから、スープ単体を楽しむものもある。扱う食材、味付け、香り付けは千差万別である。そして何より、ラーメンとなる場合、麵や具材とスープとの相性も大切な要素になる。
基本ベース
■ベース:スパイス・ハーブ
■タイプ:醤油
材料
- 水…800ml
- 海老…6尾
- レモングラス…1本
- パクチーの根…1本分
- 生姜…10g
- 赤玉ねぎ…1個
- ふくろ茸…40g
- 青唐辛子…3本
- こぶみかんの葉…2枚
- レモン…1/2個
- ミニトマト…2個
- 牛乳…50ml
- ナンプラー…30ml
- 砂糖…2g
- ラー油…20ml
完成量…800ml
作り方
- エビを乾煎りして、香りを抽出する。
- 海老、しめじ、レモン、生姜、ナンプラー、牛乳を加える。
- その他の材料を全て加えて炊く。 ※好みでココナッツミルクを加えても良い。
コツ・ポイント
「トム」は煮る、「ヤム」は混ぜる、「クン」は海老のことであり、エビ入りのトムヤンスープという意味である。唐辛子からの辛みと、レモングラスからの酸味が特長であり、世界3大スープともいわれる。タイはインドシナ半島に位置し、中国とインドの文化の両方を受けていて、特にタイ料理は6~13世紀に移民してきた中国民族がもたらせた中華料理がベースとなっていると言われている。トムヤムクンは100年以上前から伝わるが、それはインドから米を輸入し始めたころに、インドや中国から伝わった小さなおかずをタイ風にアレンジしたのが始まりと言われる。当初は澄んだ透明のスープであったが、タイ中央部の川や運河沿いの川エビやレモングラスなどを加えることで現在のようなものに変化していった。
推奨の組み合わせ
■麺:米粉の麺
■タレ:醤油
■香味油:ラー油
■トッピング:海老、パクチー、野菜