台湾(清燉牛肉麺)の作り方
【プロ直伝】台湾(清燉牛肉麺)の基本の作り方・レシピ
アジア各国にそれぞれのスープがあり、スープ料理がある。ラーメンのように麺が入り、メインディッシュとなるものから、スープ単体を楽しむものもある。扱う食材、味付け、香り付けは千差万別である。そして何より、ラーメンとなる場合、麵や具材とスープとの相性も大切な要素になる。
基本ベース
■ベース:牛
■タイプ:塩
材料
- 水…1リットル
- 牛骨…300g
- 牛すね肉…200g
- 牛筋…200g
- 玉ねぎ…50g
- キャベツ…50g
- セロリ…15g
- パクチー…1株
- 八角…1個
- 花椒(粒)…4g
- シナモン…1本
- ローリエ…1/2枚
- 塩…1g
- 米焼酎…20ml
- 砂糖…3g
- 五香粉…1g
- ねぎ…1本
- 生姜(スライス)…4g
完成量…2人前
作り方
- 湯が沸騰したら、牛筋と骨を入れて、ゆでこぼして臭みを取る。
- 野菜を加えて、灰汁取りをする。その後、牛すねや野菜を加えて、30分前後炊いたら、蓋をする。
- スパイスや野菜を加えて、ゆっくりと炊く。塩味や、醤油味。清湯や白湯など店によって異なる。
コツ・ポイント
清燉牛肉麺は、中国大陸の回教(イスラム教徒)の蘭州牛肉麺を起源としているハラル料理でもある。軒先に「清真」と掲げてあったりもするし、手打麺のところもある。花椒や胡椒で味付した薄味のスープベース。台湾では主に牛筋を使う。牛肉や内臓のものもある。牛脂に唐辛子を練り込んだ辛いペーストや、唐辛子、高菜などを入れて楽しむ。羊を使っている店もある。
推奨の組み合わせ
■麺:無かん水麺であり、太さは多様
■タレ:塩
■香味油:なし
■トッピング:小松菜、香菜、高菜の漬物