東京都「映画タンポポ」再現ラーメンレシピ

はじめに

東京（荻窪駅）を代表する「映画タンポポ」の東京ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「映画タンポポ」の東京ラーメンは、豚骨ベースに煮干し・昆布などで出汁を取った透明感あるスープが特徴で、スープ表面にはラードが浮かんでおり最後まで熱々スープを楽しめます。醤油の香ばしい香りも感じることが出来、シンプルな"東京ラーメン"は飽きのこない味です。
「映画タンポポ」の東京ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■手作りスープ：鶏スープ（とりスープ）
■かえしタイプ：醬油ダレ（しょうゆダレ）
■スープベース　：【業務用スープ】鶏豚白湯スープ（CP-M6）

スープの作り方

材料

東京ラーメンの材料

・水・・・4ℓ
・鶏ガラ（とりがら）･･・2kg
・げんこつ（豚ゲンコツ）・・・300g
・業務用鶏豚白湯スープ（CP-M6）・・・4kg
・にんにく・・・1片
・ねぎ・･・30g
＝完成量･･･2.4ℓ

作り方

1. ラーメンの第1ポイントはスープ。 新鮮な材料を選ぶ。要（かなめ）は入念な下ごしらえと火加減。 時間が味を作るつもりでゆっくりと煮ること。
2. 材料を良く水洗いする。 たっぷりの熱湯でゆでる。さらに冷水で血や灰汁（アク）、 脂を洗う。
3. 水と材料を入れ、強火にする。 灰汁をしっかりと取ったら、弱火にして約2時間。
4. 最後、スープに「鶏豚白湯スープ出汁」を合わせて出汁のコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「映画タンポポ」の東京ラーメンは、香り豊かな煮干し・昆布などでとても上品に仕上げた醤油味のラーメンです。しっかりとスープのコクを引き出さないと醤油に負けてしまい残念な味となってしまいます。

そのため、スープにコクを出す鶏豚白湯スープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地の王道・東京ラーメンが出来ます。

推奨の組み合わせ

■麺：好みの中華麺

■タレ：醤油ダレ（しょうゆダレ）

■香味油：-

■トッピング：煮豚36, シナチク、長ねぎ

歴史・成り立ち

1985年の日本映画 「タンポポ」のパンフレットにある、タンポポラーメンである。伊丹十三監督の英語タイトル「ラーメンウエスタン」とあるが、 コメディタッチの売れないラーメン屋を立て直す物語である。店主タンポポがラーメン屋を行列のできる店にするべく奮闘する厳しいラーメン修行の物語。 映画のモデルは荻窪ラーメン 「佐久信」や 「春木家本店」、京都の「珍元」をモデルしたという説がある。

店舗情報

• 店名：春木屋 荻窪本店（はるきや）
• 住所：東京都杉並区上荻1-4-6
• 営業：11:00～21:00
• 定休：年中無休（年末年始及び施設メンテナンスの為の休業有り）

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「映画タンポポ」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「映画タンポポ」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献