【有名ラーメン店再現】「経堂の虎」スタミナ冷やしの作り方・レシピ
茨城県「経堂の虎」再現ラーメンレシピ
はじめに
茨城県水戸市を代表する「経堂の虎」のスタミナ冷やしを再現したレシピの紹介です。
「経堂の虎」のスタミナ冷やしは、たっぷり入ったキャベツ・レバー・カボチャ・人参を甘い餡かけにし、冷たく締めた太麺で食べるご当地ラーメンです。餡の甘さと辛さのバランスが絶妙にマッチしており、一口食べるとやみつきになる味です。
「経堂の虎」のスタミナ冷やしの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
基本ベース
■手作りスープ:豚骨スープ(とんこつスープ)
■かえしタイプ:まぜそば
■スープベース:【業務用スープ】とんこつスープ(CP-B8)
スープの作り方
材料
スタミナ冷やしの材料
【スープ(1人前200ml)】
水・・・ 300ml
業務用とんこつスープ(CP-B8)・・・1000ml
薄口醤油(うすくちしょうゆ)・・・200ml
上白糖(じょうはくとう)・・・150g
・豚レバー・・・200g
・日本酒・・・100ml
・生姜(しょうが)・・・5g
・かぼちゃ・・・20g
・人参・・・20g
・キャベツ・・・30g
【水溶き片栗粉】
水・・・15g
片栗粉・・・ 15g
・一味唐辛子・・・ 1g
=完成量・・・1人前
作り方
- スープに「とんこつスープ出汁」と醤油と砂糖を混ぜる。
- 日本酒と生姜に浸けた豚レバーと野菜を油で素揚げする。
- 1と2を合わせて火にかけ、沸いたら水溶き片栗粉でとろみを浸ける。
コツ・ポイント
「経堂の虎」のスタミナ冷やしは、野菜などを甘い餡かけにした冷たいラーメンです。餡の甘さと辛さのバランスが良く病みつきにある味わいです。そこで、味の決め手となる豚骨の旨みを出すために「とんこつスープ出汁」の出汁を使って、旨みとコクを引き出したラーメンとして完成します。
推奨の組み合わせ
■麺:太麺
■タレ:薄口
■香味油:ラード
■トッピング:味付け豚レバー、かぼちゃ、人参、ニラ、キャベツ
歴史・成り立ち
スタミナ冷やし麺とは、とろみを付けた熱々の豚レバー・野菜をキリッと冷やした麺にのせる水戸のご当地麺料理である。
元々は1970年頃、「大進」という店で生まれたメニューと言われている。 当時、 レバーは捨てられるような安価な食材であり、茨城県も安価であった時代背景の中で、「学生に安くて元気になるものを食べてもらいたい」 とい
う思いから発案されたという。
考案者と言われる 「大進」の店長であった長井さんが水戸に移り、1987年「松五郎」を創業し、多くの弟子たちが「スタミナ冷やし」を広めている。 上記の作り方は、 東京・経堂にあった 「経堂の虎」をオマージュし、西尾了一が創作したもの。
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注意事項
※「経堂の虎」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「経堂の虎」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版