アメリカハワイ(サイミン)の作り方

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【プロ直伝】アメリカハワイ(サイミン)の基本の作り方・レシピ

世界の代表的なスープ料理をラーメンに仕立てている。

日本には日本ならではの食材と食文化があるが、同様に他の国にもそれぞれの食材と食文化がある。ラーメンはその国々に行くたびに、食材や食文化や技法と共に広がっていく。

世界の6大州はアジア大陸、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸であるが、どの大陸にもラーメンは伝播しつつある。食材と料理、すなわちラーメンは自由に世界を行きかいながら存在感を増している。

南北アメリカにはラーメンは浸透しつつある。ヨーロッパもだ。オーストラリアにもラーメン店は進出している。どの大陸、国や地方にも、ご当地のスープ料理がある。そのスープ料理をラーメンとしてアレンジしたらどうなるかと言うのが1つの趣旨である。ご当地ラーメンや、はたまた新しいラーメンの未来が切り開かれる可能性は充分だろう。

基本ベース

■ベース:海老出汁

■タイプ:醤油

材料

  • 水…1リットル
  • 干し桜エビ…20g
  • 鰹節…20g
  • 昆布…4g
  • アロハ醤油…60g

作り方 

  1. 材料を半日置いて、その後弱火で1時間ほど火入れする。そこにアロハ醤油を加える。ない場合は醤油、塩、砂糖などを好みで加えて完成。

コツ・ポイント

1920年代前後に発祥したアメリカのハワイ州ハワイ島にあるラーメンの一種である。20世紀初頭のプランテーション時代に、外国人移民、特に日本人労働者の間で食された軽食から発展をしていった麺料理といわれる。ロコモコやスパムむすびと並ぶ人気のハワイローカルフードである。語源は、定かではないが中国語の「細麺」からきているという説がある。サイミンスタンド呼ばれる専門店もあり、大半は日系人による運営であり、日本発祥ともいわれるが、日系移民が中国人の助けを得て作ったとも言われ、定かではない。伝統的なサイミンの味は、エビ風味であり、かなり癖の強い味がするが、多くは鰹節や昆布を加えた優しい和風味である。動物系の出汁を使わず、あっさりしているのが特徴である。卓上に醤油と練りからしを溶いて合わせたものを麺や具材につけて食べるのも特徴である。インスタントサイミンとして、乾麺やスープの素も販売されている。

推奨の組み合わせ

■麺:かん水を使用した中華麺。太さは様々。

■タレ:醤油、塩、砂糖などをスープに直接味付けする。

■香味油:なし

■トッピング:青ねぎ、赤いなると巻き、チャーシューやスパム

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