「しいたけのうま煮」レシピ〜おせち料理の作り方(松本忠子レシピ)〜

年初めのおせち料理は、一年に一度の出会いの味。新しい年がより歳になるようにと心を込めて作ればこそ、家族はもとより、歳神様にも喜んでもらえるのだと思います。床飾りの掛け軸の富士山、おせちを収める蒔絵の重箱など、晴れの道具で新年を飾りつける。そんなめでたい日にこそ作りたいおせち料理のレシピを、松本忠子先生のレシピとして掲載していきます。


三の重には煮物を詰めます。くわい、ゆり根、里芋、たけのこ、しいたけ、ごぼう、にんじん、蓮根にこんにゃくの照り煮を加えた九種類の煮物です。一種類ずつ別にじっくりと煮ますから手はかかるように思われましょうが、下ごしらえをしながら段取りよく煮上げればいいのですから、おっくうがらずに作ってみてほしい煮物です。特に、くわいの扱いには気を配り、煮ている途中で芽を落とさないように注意します。これは元旦の祝い膳で、家族が一個ずつ、今年もよい芽が出るようにと願いながら、にぎやかにいただくからです。
同様に、蓮根も、穴から先がよく見通せるということで、おせちには欠かすことのできない縁起物。おせちとともにそんな会話も楽しんでいただけたらと思います。

※画像はイメージです

材料 

  • 干ししいたけ…15枚

煮汁

  • しいたけのもどし汁…1と1/2カップ
  • 砂糖…1/3カップ
  • 酒、しょうゆ…各1/4カップ
  • みりん…大さじ2

作り方 

①干ししいたけは肉厚のものを選び、水でゆっくりとやわらかくもどす。軸を切り、さっと水で洗って絞る。しいたけのもどし汁はとっておく。
②しいたけのもどし汁と調味料を合わせて煮立て、しいたけを入れてあくを除きながら煮始める。あくがおさまったらふたをして、約1時間煮含める。汁気がなくなりかけたらみりんを加え、ふたをせずにつやよく煮上げる。

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注意事項

※著者「松本忠子」の『おせちと年末年始のおもてなし』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。

参考文献

■作品名:『おせちと年末年始のおもてなし』
■著者:松本忠子
■出版社:文化出版社