【有名ラーメン店再現】「中華そば一久」宇部ラーメンの作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:山口県

※画像はイメージです。

山口県宇部市を代表する「中華そば一久」の宇部ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「中華そば一久」の宇部ラーメンは、宇部市を中心に地元の人に愛され続けている濃厚豚骨ラーメンです。出汁は豚骨のみを使用した秘伝のこってりスープが特徴で、まさに"ここでしか味わえない独特の味"です。
「中華そば一久」の宇部ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:豚骨スープ(とんこつスープ)
かえしタイプ:豚骨使用湯ダレ
■出汁タイプ 【業務用スープ】とんこつスープ出汁

材料

手仕込みスープの場合(16時間〜)

宇部ラーメンの材料


・水・・・10ℓ
・げんこつ(豚ゲンコツ)・・・4kg


・水・・・10ℓ
・①の骨
=完成量・・・16ℓ

出汁
とんこつスープ出汁…30cc

 

簡単スープの場合(10分〜)

【スープ(完成量1リットル)】

手仕込みスープの作り方(16時間~) 

  1. 蓋をして、強火でしっかりと、加水をしながら15時間炊く。
  2. 7~8時間ごとに、2回に分けて、スープを取る。②のスープで調整する。
  3. 最後、スープに「とんこつスープ出汁」を合わせてコクを出し、一煮立ちさせたらスープの完成。

コツ・ポイント

「中華そば一久」は、濃厚豚骨ラーメンが有名な店です。出汁は豚骨のみを使用したこってりスープが特長です。濃いスープなので、マイルドな味わいを作るためスープに甘味を出していく必要があります。そこで、「とんこつスープ出汁」の出汁を使うことで、豚の甘みとコクを引き出すラーメンとして完成します。

簡単スープの作り方(60分〜)

  1. とんこつスープ出汁を中火で溶かしたらスープの完成。

今回使ったスープ出汁

「中華そば一久」再現タレ

歴史・成り立ち

福岡県久留米市でラーメン修業をしてきた大将が、1949年に「大阪屋」というラーメン店を創業して、そこから「宇部ラーメン」が生まれた。おそらく「三九」ラーメンで修業した分派と言われている。こちらのラーメンの作り方は1970年創業の「中華そば一久」をオマージュし、筆者が創作したもの。地域の一番店になりたいという思いからの「一」と、修業した店の一字「久」を合わせて「中華そば一久と名付けたと言われる。
宇部ラーメンは店ごとに味は異なるが、共通しているのは、濃厚な豚骨(とんこつ)スープであり、匂いも強烈であること。麺は中太の柔らかめであることも共通している。

推奨の組み合わせ

■麺:中太ストレート麺、柔らかめ

■タレ:醤油ダレ(しょうゆダレ)

■香味油:ラード

■トッピング:チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)、ねぎ、キクラゲ、メンマ

店舗情報

  • 店名:一久 新川店(イッキュウ)
  • 住所:山口県宇部市中央町1-9-14
  • 営業:月~土11:00~翌3:00、日11:00~23:00
  • 定休:無休

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「中華そば一久」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「中華そば一久」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版