【有名ラーメン店再現】「元気一杯!」博多ラーメンの作り方・レシピ

2023年2月3日 2024年7月11日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：福岡県

福岡県福岡市を代表する「元気一杯!」の博多ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「元気一杯!」の博多ラーメンは、白濁色のクリーミーな見た目が特徴で、トロッとしたスープは後味があっさりした味わいで口当たりの良い豚骨スープです。タレ感はほとんど感じず、豚骨のまろやかな甘みとうま味が活かされた濃厚な一杯です。
「元気一杯!」の博多ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：豚骨スープ
■かえしタイプ：豚骨ダレ
■出汁タイプ　：【業務用スープ】鶏豚白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合

1日目
・水…10ℓ
・ゲンコツ（豚げんこつ）…4kg
・背ガラ（豚の背がら）…1kg
2日目
・1日目スープ…8ℓ
・ゲンコツ（豚げんこつ）…3kg
・鶏ガラ（とりがら）…1kg
＝完成量…5ℓ

出汁
・鶏豚白湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分～）

【スープ（完成量1リットル）】

鶏豚白湯スープ出汁…1000cc

手仕込みスープの作り方　

水と骨（豚ゲンコツ、豚せがら）を入れて、強火で炊く。出てくる灰汁（アク）しっかりと取り除く。蓋をして強火で炊きだす。
1日目のスープを材料もそのまま、新たな材料を加えて炊きだす。
最後、スープに「鶏豚白湯スープ出汁」を合わせて出汁のコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「元気一杯!」は博多ラーメンで有名な店です。「元気一杯!」の博多ラーメンは、白濁色のクリーミーな見た目が特長で、あっさりした後味のスープです。スープがあっさりとしているため、しっかりとスープのコクを引き出さないとタレに負けてしまい残念な味となってしまいます。

そのため、スープにコクを出す鶏豚白湯スープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地に、食欲をそそる豚骨の香りが加わるラーメンが出来ます。

簡単スープの作り方（60分〜）

鶏豚白湯スープ出汁を中火で溶かす。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
鶏豚白湯スープ出汁

「元気一杯!」再現タレ

【元気一杯!再現】
PB醤油ダレ

歴史・成り立ち

1999年創業の「元気一杯!」は暖簾も看板もなく、店前に水色のバケツが置いてある日だけ開店するラーメン店だ。店主の土井一夫さんは、修業することなく独学で店を立ち上げた。ラーメンスープから飲まないと退店。麺や高菜から食べると退店させられる。また携帯電話、写真撮影、読書禁止。店独自のルールがあり、かなりハードルの高い店だが、圧倒的なラーメンスープの美味しさからファンがいた。2018年より、そのルールは緩和され、写真撮影も可能になった。

推奨の組み合わせ

■麺：細麺

■タレ：醤油ダレ24（しょうゆダレ）

■香味油：ラード

■トッピング：チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、ねぎ、もやし、キクラゲ

店舗情報

店名：博多元気一杯!!
住所：福岡県福岡市博多区下呉服町4-31-1 ゾンターク博多Ⅰ 1F
営業：11:00～20:00（L.O.19:40）
定休：不定休

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。