【有名ラーメン店再現】「マルタマ食堂」十文字ラーメンの作り方・レシピ
秋田県「マルタマ食堂」再現ラーメンレシピ
はじめに
秋田県横手市を代表する「マルタマ食堂」の十文字ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「マルタマ食堂」の十文字ラーメンは、煮干しの香りが食欲をそそる、透き通ったスープが特徴です。油分がなく、とにかくクリアな見た目のスープは、一口食べるとさらに煮干しの香りを強く感じることができますが、しつこさは全くありません。煮干し・魚介系・あっさり醤油がベストマッチしており、うま味がじわ~と全体に広がっていく味わいです。
また、お麩をトッピングするのも同店の特徴です。和風の醤油スープをたっぷり吸ったお麩を食べるのも楽しみの一つですね。
「マルタマ食堂」の十文字ラーメンの味を再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
基本ベース
■手作りスープ:鶏+魚介スープ
■かえしタイプ:醤油ダレ
■スープベース :【業務用】鶏清湯スープ(CP-TC4)
スープの作り方
材料
十文字ラーメンの材料
・水…5ℓ
・【業務用】鶏清湯スープ…5kg
・煮干し…250g
・鰹節…25g
・出汁昆布…5g
作り方
- 水に煮干し、鰹節、出汁昆布を入れて一晩寝かせる。(約10時間)
- 翌朝材料を入れたまま、1時間弱火で炊き上げる。
- 出汁が十分に出たところで弱火に変え、味のベースとなる【業務用】鶏清湯スープを冷凍のまま入れ弱火で溶かす。
- 冷凍スープが解け、十分に味が馴染んだら完成。
推奨の組み合わせ
コツ・ポイント
「マルタマ食堂」は、香り豊かな煮干しを中心に和出汁で取ったスープを中心に組み立てるラーメンです。このような出汁だけで組み立てるラーメンの場合、醤油タレの味に負けてうまみが十分に出きらないラーメンに仕上がってしまいがちです。そのため、スープにコクを出す鶏清湯スープを合わせることで、コクのあるスープ下地の王道ラーメンが出来ます。
歴史・成り立ち
十文字ラーメンは、1935年頃マルタマ食堂が創業したのが始まりと言われる。 秋田県横手市のご当地ラーメンである。重労働者の軽食として食べられていたというあっさり味のラーメンである。 煮干しは焼干し(やきぼし)という煮干しを焼きあげた上等のものを使っている。当地では横手焼きそばに並ぶ名物ラーメンになっている
店舗情報
- 店名:元祖十文字中華そば マルタマ
- 住所:秋田県横手市十文字町佐賀会上沖田37-8
- 営業:11:00~19:00
- 定休:火曜(※祝日の場合は営業)
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
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注意事項
※「マルタマ食堂」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「マルタマ食堂」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版