【有名ラーメン店再現】「末広」鶏もつラーメンの作り方・レシピ
山形県「末広」再現ラーメンレシピ
はじめに
山形県新庄市を代表する「末広」の鶏もつラーメンを再現したレシピの紹介です。
「末広」の鶏もつラーメンは、鶏ガラベースの澄んだ醤油スープで、薄味であっさりとした風味が口いっぱいに広がります。あっさりの中にも鶏のうま味がたっぷりと入っており、深いコクとどこか懐かしさを感じるスープです。下処理をきちんと行っているので、モツの臭みは全く感じず、飽きることなくスープをゴクゴク飲み干してしまうほど美味しい味わいです。
「末広」の鶏もつラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
基本ベース
■手作りスープ:鶏スープ(とりスープ)
■かえしタイプ:醤油ダレ(しょうゆダレ)
■スープベース :【業務用スープ】鶏清湯スープ(CP-TC4)
スープの作り方
材料
鶏もつラーメンの材料
スープ
・水…10リットル
・鶏ガラ(とりがら)… 1kg
・業務用鶏清湯スープ(CP-TC4)…4kg
・長ねぎ…1本
=完成量… 9リットル
作り方
コツ・ポイント
「末広」は、鶏ガラベースの澄んだ醤油味のラーメンです。薄味であっさりした味わいの中に、鶏のうま味がたっぷりと入ったスープは、コクを引き出さないと醤油に負けてしまい残念な味となってしまいます。
そのため、スープにコクを出す鶏清湯スープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地の王道ラーメンが出来ます。
推奨の組み合わせ
■麺:平打ちストレート
■タレ:醤油ダレ(しょうゆダレ)
■香味油:鶏油(チーユ)
■トッピング:鶏もつ27、メンマ、ねぎ
「末広」の再現PB開発できます!
業務用スープメーカーのCOOKPITは、どのラーメンでも再現できるベーススープを複数持っています。
そのため、再現したいラーメン屋をお問い合わせいただければ、スープ・タレ・香味油・麺のセットでご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
簡単スープの作り方(60分〜)
- 鶏清湯スープ出汁を中火で溶かし、長ねぎを入れたら完成。
歴史・成り立ち
山形県新庄市に伝わる鶏もつラーメンは、スタミナラーメンと呼ばれ、その地域の名物ラーメンとなっている。 養鶏が盛んだったことより、 祝い事や来客時に鶏1羽をさばいてもてなす風習があった。 肉の部分だけではなく、内蔵であるもつを煮込んで一品としていた。 それが飲食店にも普及した。
さらに1970年頃、ある客が1950年創業 「一茶庵支店」のサイドメニューにあった鶏もつラーメンにのせたことより、鶏もつラーメンが始まったと言われる。 鶏もつは、ハツ(心臓) レバー (肝臓)、砂ずり(胃)、キンカン(卵になる前の黄身)など多彩。 これは老舗の「末広」をオマージュし、創作したもの。
店舗情報
- 店名:中華そば 末広
- 住所:山形県新庄市末広1-36
- 営業:10:30〜17:50
- 定休:第2第4第5日曜
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
他のおすすめ商品
他の人はこのレシピも見ています
他の人はこのスープレシピも見ています
注意事項
※「末広」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「末広」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版