【有名ラーメン店再現】「さっぽろ純連」札幌味噌ラーメンの作り方・レシピ

2022年12月9日 2023年11月24日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：北海道

北海道札幌を代表する「さっぽろ純連」のラーメンを再現したレシピの紹介です。
さっぽろ純連のラーメンは様々なスパイスが効いている味わい深いスープにラード油がたっぷり浮き、一口食べると味噌の濃厚さと、ラードのこってりさが口の中に広がる。さらにほのかな生姜の香りや山椒のスパイスでさっぱり感も感じることができるのが特徴です。
さっぽろ純連の味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：豚骨＋野菜スープ（とんこつやさいスープ）
■かえしタイプ：味噌ダレ（みそダレ）
■出汁タイプ　：【業務用スープ】とんこつスープ出汁

材料

手仕込みスープの場合（6時間〜）

【スープ（完成量9リットル）】

水･･･10ℓ
豚骨（とんこつ）･・・3kg
豚の背ガラ･･･1kg
豚の背脂･･･500g
出汁昆布（だしこんぶ）… 30g
煮干し･･･20g
干しスルメイカ･･･20g
にんにく･･･5個
生姜･･･100g
玉ねぎ･・・1個
長ねぎ･･･1本

【出汁】
・とんこつスープ出汁…1000cc

簡単スープの場合（10分〜）

【スープ（完成量1リットル）】

とんこつスープ出汁… 1000㏄
出汁昆布（だしこんぶ）… 3g
煮干し･･･2g
干しスルメイカ･･･2g

手仕込みスープの作り方（7時間〜）

下処理 (分量外)をして、中火で6時間炊く。
スープと「とんこつスープ出汁」を1000cc入れて完成。

コツ・ポイント

「さっぽろ純連」は、スープに、ラードをたっぷりかけた、味噌味のラーメンです。しっかりとスープのコクを引き出さないと味噌に負けてしまい残念な味となってしまいます。
そのため、スープにコクを出すとんこつスープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地に、食欲をそそる生姜の香りと山椒のスパイスが加わるラーメンが出来ます。

簡単スープの作り方（60分〜）

出汁昆布、煮干し、干しスルメイカを加えて中火で1～2時間炊く。
とんこつスープ出汁を中火で溶かす。
1と溶かした2のスープを合わせたら完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
とんこつスープ出汁

「さっぽろ純連」再現タレ

【さっぽろ純連再現】
PB辛味噌ダレ

歴史・成り立ち

「純・すみ系」と称される札幌の濃厚味噌ラーメンは村中明子さんによる1964年創業の「純連(すみれ)」に始まったとされる。 1983年に移転をする際に、名前を「純連 (じゅんれん)」に改めた。
そして弟は「純連(すみれ)」の名前で、ラーメン経営を独立にして開業した。姉の村中明子さんこそが、「純連」ラーメンの味と名声を築き上げた当事者であり、いまは「ラーメンの駅」として営業している。
「純連 (じゅんれん)」は現在「さっぽろ純連」として「純連(すみれ)」は「すみれ」としてさっぽろラーメンを代表するラーメン屋として現在も営業中です。
同店の一番人気はやっぱり味噌ラーメンです。ラードで挽き肉や野菜をしっかりと炒め、その熱々のラードがたっぷりとスープに膜を張っています。また、にんにくや野菜のうま味がたっぷり入っており、最後まで美味しく頂ける一杯です。

推奨の組み合わせ

■麺：中太ちぢれ麺

■タレ：味噌ダレ29

■香味油：ラード

■トッピング：チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、もやし、玉ねぎ、挽き肉、メンマ14, 長ねぎ　　　　　　味噌ダレ

店舗情報

店名：さっぽろ純連札幌店
住所：北海道札幌市豊平区平岸2条17-1-41
営業：11:00～21:00
定休：不定休

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。