「春待ちなべ」レシピ~毎日の二人ごはん~
「聖護院かぶら?最後は絶対、雑炊にしたい。華やかで、年始の集まりにぴったり」
「このおだし、おいしい!」
そんな毎日のおうちごはんに作りたい「毎日の二人ごはん」のレシピを、松本忠子先生のレシピとして掲載していきます。
材料(4~5人前)
- 聖護院かぶら…大1/2~1個
- 鯛(切り身)…2切れ(塩…少々)
- えびのてんぷら…8~10尾
- ゆり根…大1個
- せり、三つ葉…各1束
- 餅…4~5個
- だし汁…9~10カップ
- 酒…1/2カップ
- 白しょうゆ…大さじ1
- 塩…小さじ1
- ぽん酢、梅肉じょうゆ、ゆずこしょう、七味とうがらし、青ねぎなど…各適宜
作り方
- 聖護院かぶらは、皮を厚めにむいてすりおろし、目の細かいざるにとって、熱湯を回しかけておく。
- 具を準備する。鯛は、骨を除いた切り身を一口大に切ってから、塩をふり、香ばしく焼く。ゆり根は、きれいに掃除して、ばらす(素揚げしてもおいしい)。せり、三つ葉、生麩は、適当な長さに切る。餅は香ばしく焼く。
- なべにだし汁8カップを入れて、一煮立ちさせ、調味料で味を調えて、1のかぶを適宜加え、なめらかさが出る程度まで煮る。
- 3のなべを食卓に出して、具を温めながらいただく。汁ごとそのままでもおいしい、ぽん酢、しょうゆに梅肉を混ぜたもの、薬味類などとでも。煮つまってきたら残りのだし汁とかぶを足す。
※焼き鯛の代りに、市販の焼きあごにしても。
※最後に、ご飯を加え、卵でとじて雑炊にするのもおすすめです。
ポイント
「汁がおいしいので、途中で足せるように、おろしたかぶとだし汁はたっぷり用意するといいですよ」
「おろした聖護院かぶらビロードのような口当たりのために皮は厚くむいてからおろしてください」
「ん?包丁が通りにくい…」
「そこは筋があってかたいので、包丁が楽に入るところまで、もう少し厚くね」
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注意事項
※著者「松本忠子」の『毎日の二人のごはん』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。
参考文献
■作品名:『毎日の二人のごはん』
■著者:松本忠子
■出版社:文化出版社