「牛ローストのみそかす漬け」レシピ~毎日の二人ごはん~

おせちもいいけれど、自分らしいお正月料理を覚えたい

松本:わが家では、おせちに並ぶ毎年人気の一品に、ポテトサラダがあるのよ。
中井:あのかたのこの味が今年もまたいただけた、そんな喜びの一品を私も持ちたい。おせちは、まだまだ母たちにかなわないし…。

「好みの加減にローストしてからみそと酒かすの漬け床に漬けてみたら、皆さまに大好評」

そんな毎日のおうちごはんに作りたい「毎日の二人ごはん」のレシピを、松本忠子先生のレシピとして掲載していきます。

※画像はイメージです

材料(4~5人前)

  • 牛もも肉(塊)…400g(塩、こしょう、サラダ油…各少々)
  • ゆで卵…4個

  • 酒かす…400g
  • みそ(好みのもの)…200g
  • 砂糖…大さじ2

  • 細ねぎなど…適宜

作り方

  1. 酒かすとみそ、砂糖を混ぜて床を作る。
  2. 牛肉は、室温に戻して、全体に塩こしょうし、油を熱したフライパンで周囲に焼き色をつける。焼き加減は好みで。バットにとって、粗熱を取る。
  3. 肉汁を軽くふき、殻をむいたゆで卵とともに、それぞれガーゼに包んで、1の床に漬け、1晩以上おく。ファスナーつきのビニール袋を利用すると便利。
  4. 床から出して、牛肉を薄切りにし、卵を食べやすく切って、細ねぎなど青みを添える。

※卵が少ししょっぱくなりますが、冷蔵で4~5日漬けておけます。
※肉を焼いてから漬けるので、床が汚れません。この後、塩をした野菜を漬けたり、切り身魚や焼いた豚肉を漬けて利用してください。あまり間をおかなければ3回ほど使えます。
※ガーゼに包むと、素材に床がつかないのでいただくときに楽ですが、ガーゼがなければ直接漬けて、取り出すときに床をのぞきます。
※卵は、黄身が半熟くらいにゆでて漬けるのがおすすめ。

ポイント

「牛肉は、レア、ミディアム、ウェルダン、好みの焼き加減で。ステーキ用の肉を焼いて漬け、一口大に切り分けてもいいですよ」

「年末にがんばって漬け込めば、お正月は切るだけ。大晦日までの仕事と、一夜明けてゆっくりと迎える始まりのときとそんな区切りも伝えたいことの一つです」

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注意事項

※著者「松本忠子」の『毎日の二人のごはん』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。

参考文献

■作品名:『毎日の二人のごはん』
■著者:松本忠子
■出版社:文化出版社