フランス(オニオングラタンスープ)の作り方
【プロ直伝】フランス(オニオングラタンスープ)の基本の作り方・レシピ
世界の代表的なスープ料理をラーメンに仕立てている。
日本には日本ならではの食材と食文化があるが、同様に他の国にもそれぞれの食材と食文化がある。ラーメンはその国々に行くたびに、食材や食文化や技法と共に広がっていく。
世界の6大州はアジア大陸、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸であるが、どの大陸にもラーメンは伝播しつつある。食材と料理、すなわちラーメンは自由に世界を行きかいながら存在感を増している。
南北アメリカにはラーメンは浸透しつつある。ヨーロッパもだ。オーストラリアにもラーメン店は進出している。どの大陸、国や地方にも、ご当地のスープ料理がある。そのスープ料理をラーメンとしてアレンジしたらどうなるかと言うのが1つの趣旨である。ご当地ラーメンや、はたまた新しいラーメンの未来が切り開かれる可能性は充分だろう。
基本ベース
■ベース:野菜
■タイプ:塩、つけ麵
材料
- 鶏清湯系スープ…1リットル
- 水…400ml
- 玉ねぎ…800g
- にんにく…10g
- バター…50g
- チーズ…100g
- 白ワイン…100ml
- マテラ…20ml
完成量…1.5リットル
作り方
- 薄切りの玉ねぎとみじん切りのにんにくをバターで炒める。中火でしっかりと20分前後炒める。茶色になったら、水200mlを入れて、強火でバターと乳化させる。水200mlと鶏清湯を加えて炊く。
- チーズをのせて、200〜220℃のオーブンでチーズが色づくまで10分前後焼く。チーズはエメンタールやグリュエールなどが推奨。
コツ・ポイント
しっかりと炒めた玉ねぎをコンソメ(ここでは鶏清湯系スープ)で煮込んだスープ。パンを浸して、たっぷりのチーズを蓋のようにかけて焼くとさらに美味しい。玉ねぎの産地リヨンの名物スープである。この地方では料理のベースに炒めた玉ねぎなどがよく使われるが、ラーメンでも地方ごとにスープベースの違いがある。食材、それが地方の美味しさのベースとなっていく。
推奨の組み合わせ
■麺:好みで
■タレ:塩
■香味油:炒めたときに出る油
■トッピング:玉ねぎ