【有名ラーメン店再現】「岡本中華」白系徳島ラーメンの作り方・レシピ
徳島県「岡本中華」再現ラーメンレシピ
はじめに
徳島県小松島市を代表する「岡本中華」の中白系徳島ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「岡本中華」の中華そばは、豚骨醤油味で乳白色のとってもミルキーな味わいで、臭みもなくとてもまろやかなコクがある"岡本中華秘伝のスープ"が特徴です。麺はコシのある中太ストレート麺で秘伝のスープによく絡む完全オリジナル麺を使用しています。
白い徳島ラーメンの衝撃的なおいしさに舌鼓を打たずにはいられない!!そんな一杯です。
岡本中華の白系徳島ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
基本ベース
■手作りスープ:豚骨+野菜スープ(トンコツヤサイスープ)
■かえしタイプ:醤油ダレ(しょうゆダレ)
■スープベース :【業務用スープ】とんこつスープ(CP-B8)
スープの作り方
材料
・水…5ℓ
・げんこつ(豚ゲンコツ)…1kg
・鶏ガラ(とりがら)…1kg
・業務用とんこつスープ(CP-B8)2kg
・玉ねぎ…100g
・人参…50g
・にんにく…20g
・煮干し(にぼし)…100g
=完成量…4ℓ
作り方
- 材料を炊き、出てくる灰汁(アク)をしっかりと取って、蓋をして強火で5時間ほど炊く。
- 最後、スープに「とんこつスープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたら完成。
コツ・ポイント
「岡本中華」は、豚骨醤油スープです。豚骨独特の臭みがなく、ミルキーでまろやかな味わいが特長です。そのためしっかりとスープのコクを引き出さないと醤油に負けてしまい残念な味となってしまいます。
なので、スープにコクを出すとんこつスープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地に、食欲をそそる"白い徳島ラーメン"が出来ます。
推奨の組み合わせ
■麺:22番ストレート麺
■タレ:醤油ダレ28(しょうゆダレ)
■香味油:ラード
■トッピング:醤油ダレ28の豚、バラスライス、生卵、青ねぎ
「岡本中華」の再現PB開発できます!
業務用スープメーカーのCOOKPITは、どのラーメンでも再現できるベーススープを複数持っています。
そのため、再現したいラーメン屋をお問い合わせいただければ、スープ・タレ・香味油・麺のセットでご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
かえし
歴史・成り立ち
徳島ラーメンには、3系統あり、そのルーツが「白系」である。元祖と言われる1951年創業のラーメン店「岡本中華」は、岡本清一さんが屋台から始めたラーメン屋だ。味のルーツは、関西との往来でにぎわった小松島にあった「小松島の夜鳴きそば」の大将・二木弘さんに学んだところにある。そのため「岡本中華」など「白系徳島ラーメン」は「小松島系」とも呼ばれたりもする。そして、このラーメンが徳島の「茶系」、「黄系」へと伝播していく。薄口醤油や白醤油に由来するラーメンタレは色が薄いことから、色が白く、後味がすっきりしているラーメンだ。四国ではうどんが有名だが、徳島はラーメンのほうが人気である。徳島県に豚骨(とんこつ)ラーメンが普及した理由には、大手食肉業の日本ハムの前身の徳島ハムがあり、そこで大量の豚骨(とんこつ)が排出されることから、ラーメンスープ出汁づくりの食材が入手しやすかったからであると言われている。
店舗情報
- 店名:岡本中華 小松島本店(おかもとちゅうか)
- 住所:徳島県小松島市中田町字奥林60-1
- 営業:11:00~17:00(売切れ次第終了)
- 定休:木曜日
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
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注意事項
※「岡本中華」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「岡本中華」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版