【有名ラーメン店再現】「ぜんや」塩ラーメンの作り方・レシピ

2023年1月20日 2023年11月22日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：埼玉県

埼玉県新座市を代表する「ぜんや」の塩ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「ぜんや」の塩ラーメンは、一度食べたらやみつきになる事間違いなし！の"黄金の塩スープ"が特徴です。キラキラ輝く黄金色のスープは目でも楽しめるほど澄み切った美しい色合いをしており、まろやかな塩味がコク深い出汁と合わさり大変美味しいラーメンです。一口目から美味しいため息が止まらない同店のラーメンはまさしく「他では味わえない」！全国のファンを虜にするのも納得の一杯です。
「ぜんや」の塩ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：豚骨+鷄+野菜スープ（やさいとりとんこつスープ）
■かえしタイプ：塩ダレ（しおダレ）
■出汁タイプ　：【業務用スープ】鶏豚白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合（9時間〜）

塩ラーメンの材料

・水・・・10ℓ
・日本酒･･･ 1ℓ
・げんこつ（豚ゲンコツ）・・・3kg
・鶏ガラ（とりがら）･･・1kg
・丸鶏（まるどり）・・・1羽
・玉ねぎ･・・1個
・人参･･･1本
・長ねぎ・・・1本
・生姜（しょうが）･･・100g
・にんにく・・・2株
・キャベツ・・・30g
・黒胡椒・・・10粒

【出汁（だし）】・・・ 2ℓ
・水・・・2ℓ
・日本酒･･･500ml
・出汁昆布・・・25g

＝完成量･･･13ℓ

出汁
・鶏豚白湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分〜）

【スープ（完成量1リットル）】

玉ねぎ･・・1/4個
人参･･･1/4本
長ねぎ・・・1/4本
生姜（しょうが）･･・10g
にんにく・・・1/2個
キャベツ・・・3g
黒胡椒・・・1粒

【出汁（だし）】

鶏豚白湯スープ出汁…1000cc
日本酒･･･200ml
出汁昆布・・・15g

手仕込みスープの作り方（9時間～）　

豚骨（とんこつ）を下処理して炊く。灰汁（アク）取りをしてから、だし以外のすべての材料を加えて弱火で8時間炊く。
出汁と「鶏豚白湯スープ出汁」を加えて、完成。

コツ・ポイント　

「ぜんや」の塩ラーメンは、まろやかな塩味が効いた黄金色の塩スープが特徴です。この塩ダレを活かし、ラーメンのクオリティを上げるために「鶏豚白湯スープ出汁」を合わせます。豚出汁の甘みと、鶏出汁の旨みが加わり深いコクの出るラーメンとして完成します。

簡単スープの作り方（60分〜）

水に玉ねぎ・人参・長ねぎ・生姜・にんにく・キャベツ・黒胡椒を加えて1～2時間炊く。
鶏豚白湯スープ出汁を中火で溶かし、日本酒・出汁昆布を加えて一煮立ちさせる。
1と溶かした2のスープを合わせたら完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
鶏豚白湯スープ出汁

「ぜんや」再現タレ

【ぜんや再現】
PB塩ダレ

歴史・成り立ち

1999年ラーメン好きの店主・板倉さんがテレビに出たことをきっかけにラーメン店「ぜんや」を開店。ラーメンスープの色は澄んでいるが透明というよりは黄金色。麺も黄金色。まさに黄金の塩ラーメンであり、埼玉県では1番の塩ラーメンと言われることも多い。塩の尖りはなく、まろやかながらしっかりと塩がきき、味わい深いラーメンである。元国家公務員の店主が作る味わいはラーメンレシピの特長からも、見た目からも判断がつかないほど深遠である。

推奨の組み合わせ

■麺：中細ちぢれ麺

■タレ：塩ダレ43（しおダレ）

■香味油：ラード

■トッピング：チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、ねぎ、ほうれん草

店舗情報

店名：ぜんや
住所：埼玉県新座市野火止4-10-5
営業：11:30～売り切れ次第終了
定休：火曜・水曜

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。