ラーメン屋で使える鯵出汁(ダシ)の作り方・レシピ
【プロが教える】「鯵出汁(ダシ)」の作り方・レシピ
はじめに
ラーメンにおける出汁(ダシ)の役割は、スープやラーメン全体の旨みを底上げする隠れた脇役的存在です。天然の出汁はうま味成分だけではない天然の⾵味やコク、栄養素、ビタミン、ミネラルなどを合わせて抽出してくれます。これを化学調味料に頼ってしまうと、後味の嫌な苦味が出たり、⾆が痺れるような味付けになったりしてしまいます。
特に出汁という⽂化は⽇本⼈にとって何百年も続く故郷の味です。この出汁感を⾼めれば⾼めるほど中毒性が⾼まり、⾏列のできるラーメン店の味になります。
近年の並ばせてる流⾏りのラーメン店はこのように全て、「スープ×和出汁」によって⽣み出されたスープを使って繁盛店となっています。
この章では、出汁のベースとなる鯵を使った、⼀番出汁でのラーメン出汁の作り⽅を解説していきます。
■ベース:鶏+魚介
■使い方:冷やし麺
材料
- 鶏清湯…1リットル
- 鯵出汁…3リットル
- 水…3.6リットル
- 鯵煮干し…360g
- 出汁昆布…35g
- 干し椎茸…15g
【完成量】
- 4リットル
作り方
- 鯵煮干しを水だしして、40分火入れをする。
- 鶏清湯と混ぜて、冷やしておく。
ポイント!
新鮮な鯵を使い、鯵の身はなめろうにしたりする。
※なめろうは鯵一尾分の刺身に、味噌120g、生姜100g、ねぎ100g、日本酒25ml、胡麻10gで混ぜる。中骨は揚げて、せんべいにしたりする。
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