【有名ラーメン店再現】「1934年頃の支那そば」の作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:東京都

※画像はイメージです。

東京を代表する「1934年頃の支那そば」の支那そばを再現したレシピの紹介です。
「1934年頃の支那そば」の支那そばは、透明度の高いスープが特徴で、とてもさっぱりとした味わいです。少し味が物足りない気もしますが、そこがまた"昔ながらの支那そば"らしさで、ほっこりと優しいだしを感じる事ができ、味がじんわりと体に染み渡り"また食べたい"と思える一杯です。
「1934年頃の支那そば」の支那そばの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:鶏スープ(とりスープ)
かえしタイプ:醤油ダレ(しょうゆダレ)
■出汁タイプ 【業務用スープ】鶏白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合

支那そばの材料

【濃汁(こいつゆ)】・・・ 35ml
・醤油・・・60ml
・豚骨・・・37g

【淡汁(うすづゆ)】
・水・・・1.8ℓ
・鶏ガラ・・・1羽分

=完成量・・・8人分

出汁
鶏白湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合(10分~)

【スープ(完成量1人前)】

濃い汁(こいつゆ)…35ml

淡汁(うすづゆ)

手仕込みスープの作り方 

  1. 豚骨醤油(とんこつじょうゆ)で20分ほど煮る。 これが濃汁(こいつゆ)というタレとなり、 1人前35ml。
  2. 鶏ガラ(とりがら)を水から10分ほど煮る。 これが淡汁(うすづゆ)というスープとなり、 1.8ℓで8人前。
  3. 最後、スープに「鶏白湯スープ出汁」を合わせて出汁のコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「1934年頃の支那そば」は透明度の高いのが特徴の王道支那そばです。シンプルなラーメンだからこそ、しっかりとだしの効いた美味しいスープが求められます。

そこで支那そばの味を支えるために、「鶏清湯スープ出汁」で出汁を足すことで、鶏の旨みとコクを引き出したラーメンが完成します。

簡単スープの作り方(60分〜)

  1. とんこつスープ出汁と、鶏清湯スープ出汁を中火で溶かす。
  2. 醤油と、1で溶かしたとんこつスープ出汁を20分ほど煮る。(1人前35ml)
  3. 1で溶かした鶏清湯スープ出汁と、2のスープを合わせたら完成。

今回使ったスープ出汁

「1934年頃の支那そば」再現タレ

歴史・成り立ち

1934年発行の 「婦人倶楽部 12月号」の付録にある、「手打ちの支那そば」には、 「この支那そばは子供達の好物で、作り方は極かんたんでございます」 とある。 小麦粉 600g、 水 (水1400ml、 重曹5g) 打ち粉として片栗粉を用いている。その別仕立てにある 「支那蕎麦を美味しく作るこつ」を参考にしたレシピである。

推奨の組み合わせ

■麺:手打ち麺

■タレ:濃汁(こいつゆ)

■香味油:-

■トッピング:メンマ 16

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注意事項

※「1934年頃の支那そば」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「1934年頃の支那そば」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版