【有名ラーメン店再現】「丸星ラーメン」久留米ラーメンの作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:福岡県

※画像はイメージです。

福岡県久留米市を代表する「丸星ラーメン」の久留米ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「丸星ラーメン」の久留米ラーメンは、トロミ感のあるまろやかな味わいの柔らかな豚骨スープで、出汁のうま味も感じられ、脂のパンチもグっと効いているのが特徴です。臭みやクセはほぼなく、豚骨特有の甘みがしっかり出ており、甘みやまろやかさの余韻を存分に残していってくれるそんなスープです。
丸星ラーメンの久留米ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:豚骨+鷄スープ(とりとんこつスープ)
かえしタイプ:豚骨ダレ(とんこつダレ)
■出汁タイプ 【業務用スープ】鶏豚白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合(26時間〜)

・水…10ℓ
・豚頭…1kg
・ゲンコツ(豚げんこつ)…1kg
・背ガラ(豚の背がら)…1kg
・豚足…300g
・鶏ガラ(とりがら)…1kg
=完成量…8ℓ

出汁
鶏豚白湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合(10分〜)

【スープ(完成量1リットル)】

 

手仕込みスープの作り方(26時間~) 

  1. 蓋をして、強火でしっかりと、加水をしながら25時間炊く。
  2. 7~8時間ごとに、3回に分けて、ラーメンスープを取る。ラーメンスープの状態を見ながら、骨(豚骨・鶏ガラ)を追加することもある。
  3. 最後、スープに「鶏豚白湯スープ出汁」を合わせて出汁のコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「丸星ラーメン」は、トロミ感のある豚骨スープが特長です。味が濃いスープのためしっかりコクを出して味に深みを出さなければなりません。

そこで「鶏豚白湯スープ出汁」で出汁を足すことで、豚だしの甘みとコクをプラスしたラーメンが完成します。

簡単スープの作り方(60分〜)

  1. 鶏豚白湯スープ出汁を中火で溶かす。

今回使ったスープ出汁

「丸星ラーメン」再現タレ

歴史・成り立ち

1958年創業の「丸星ラーメン」は豚を一頭使ったラーメンを24時間365日営業し続けている。それまでにない営業スタイルと、うまいラーメンは、ラーメンの味にうるさい長距離トラックの運転手たちを虜にして、久留米ラーメンを全国的に有名にしたと言われる。
創業者の星野五三郎さんは、経済成長の大きな時期に、その流通の要である国道沿いに敷地を確保してラーメンを作ったことにより、ラーメンファンとラーメン屋を増やす一役を担った。ちなみに九州一の即席めんメーカー「マルタイ」が1969年に作った伝説的ヒット商品「屋台ラーメン」のモデルは丸星ラーメンであると、社史に掲載されているという。

推奨の組み合わせ

■麺:細麺

■タレ:醤油ダレ65、うま味調味料

■香味油:ラード

■トッピング:煮豚20、青ねぎ

店舗情報

  • 店名:丸星ラーメン(丸星中華そばセンター)
  • 住所:福岡県久留米市高野2-7-27
  • 営業:平日9:00〜21:00、土日祝8:00〜21:00
  • 定休:第2第4木曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「丸星ラーメン」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「丸星ラーメン」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版