【有名ラーメン店再現】「中華そば一力」福井屋台ラーメンの作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:福井県

※画像はイメージです。

福井県敦賀市を代表する「中華そば一力(いちりき)」の中華そばを再現したレシピの紹介です。
「中華そば一力」のラーメンは、見た目はこってりなのに一口飲むとあっさりして飲みやすい豚骨醤油スープです。さらに黒胡椒が効いていて素朴な中にやみつき感が凄く、癖になる美味しさです。麺はもっちり柔めの多加水麺を使用しており、その麺にスープがよく絡んで箸が止まらない!!そのままスープまでいっきに飲み干してしまうほどの美味しさです。
これぞミシュラン獲得のラーメン!と納得の一杯なので、ぜひ敦賀ラーメンの代表「中華そば一力」をお試しくださいね。
「中華そば一力」の福井屋台ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:豚骨スープ(とんこつスープ)
かえしタイプ:豚骨ダレ(とんこつダレ)
■出汁タイプ 【業務用スープ】とんこつスープ出汁

材料

手仕込みスープの場合(11時間〜)

・水…10ℓ
・げんこつ(豚ゲンコツ)…4kg
・鶏ガラ(とりがら)…2kg
=完成量…8ℓ

出汁
とんこつスープ出汁…30cc

 

簡単スープの場合(10分〜)

【スープ(完成量1リットル)】

手仕込みスープの作り方(11時間~) 

  1. 下処理をした骨類(豚げんこつ、鶏ガラ等)を強火で10時間以上、水位を保ちながら炊き続ける。
  2. 最後、スープに「とんこつスープ出汁」を合わせてだしのコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「中華そば一力」は、豚骨醤油味であっさりしたスープが特徴です。さらに黒胡椒が効いているのでとても美味しい中華そばです。あっさり味の為、しっかりとスープのコクを引き出さないとタレに負けてしまい残念な味となってしまいます。

そのため、スープにコクを出すとんこつスープ出汁を合わせることで、コクのあるスープ下地に、食欲をそそる黒胡椒のパンチが加わるラーメンが出来ます。

簡単スープの作り方(60分〜)

  1. とんこつスープ出汁を中火で溶かしたらスープの完成。

今回使ったスープ出汁

「中華そば一力」再現タレ

歴史・成り立ち

1953年頃、駅前に多くのラーメン屋台ができるようになり、夜な夜な人が集まる風景があった。1960年代になると屋台は国道沿いに移り、店で提供するラーメンも増え、観光客やトラックの運転手が集まり、ラーメン街道と呼ばれるようになった。この作り方は1961年にラーメン屋台から創業し、1977年に店舗を構えたラーメン店「一力」をオマージュし、西尾了一が創作した。この白湯(パイタン)系スープが、現在の敦賀ラーメンの礎と言われる。東京にある「一龍」は、このラーメンの流れをくむ店である。

推奨の組み合わせ

■麺:細麺

■タレ:醬油ダレ(しょうゆダレ)

■香味油:-

■トッピング:チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)、メンマ、ねぎ、紅生姜(べにしょうが)

店舗情報

  • 店名:中華そば 一力(いちりき)
  • 住所:福井県敦賀市中央町1-13-21
  • 営業:11:00~19:00売切れの場合は,19:00より前に終了
  • 定休:火曜日 ※祝日の場合は営業 ※その他不定休あり(ホームページ・twitter等で確認して下さい)

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「中華そば一力」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「中華そば一力」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版