【有名ラーメン店再現】「井出商店」和歌山ラーメンの作り方・レシピ

【有名店レシピ】井出商店風のラーメンスープの作り方
※画像はイメージです。

和歌山県「井出商店」再現ラーメンレシピ

はじめに

和歌山県和歌山市を代表する「井出商店」の井出系ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「井出商店」の井出系ラーメンは、濃厚な豚骨醤油味のスープですが、まろやかな口当たりでコクを感じるのが特徴です。
スープには豚骨だし独特の臭みなどは感じることなく、うま味がぎゅっと凝縮され、トロッとした見た目をしていますが後味があっさりしているので最後まで飽きることなく飲み干すことが出来ます。
「井出商店」の井出系ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■手作りスープ:豚骨スープ(とんこつスープ)
かえしタイプ:豚骨醤油ダレ(とんこつじょうゆダレ)
■スープベース:【業務用スープ】とんこつスープ(CP-B8)

スープの作り方

材料

井出系ラーメンの材料

・豚骨スープ(とんこつスープ)…5ℓ
・水…5ℓ
・げんこつ(豚ゲンコツ)…3kg
・鶏ガラ(とりがら)…500g
・業務用とんこつスープ(CP-B8)…3kg
=完成量…9ℓ

 

作り方 

  1. 骨類(豚げんこつ、鶏ガラ等)を熱湯で下ゆでして、豚骨スープ(とんこつスープ)と水の中に入れて、強火で炊く。
  2. 10時間炊き続け、3時間ごとにスープを3ℓ取り出す。
  3. 最後に「とんこつスープ出汁」を合わせてコクを出し、一煮立ちさせたらスープの完成。

コツ・ポイント

「井出商店」は、濃厚な豚骨醤油ラーメンが特長です。味の濃いラーメンのため、マイルドな味わいを作るためスープに甘味を出していく必要があります。そこで、「とんこつスープ出汁」の出汁を使うことで、豚の甘みとコクを引き出すラーメンとして完成します。

推奨の組み合わせ

■麺:22番ストレート麺

■タレ:醤油ダレ62(しょうゆダレ)、うま味調味料

■香味油:鶏油(チーユ)

■トッピング:煮豚31,メンマ、青ねぎ、ナルト

「井出商店」の再現PB開発できます!

業務用スープメーカーのCOOKPITは、どのラーメンでも再現できるベーススープを複数持っています。
そのため、再現したいラーメン屋をお問い合わせいただければ、スープ・タレ・香味油・麺のセットでご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

スープ

【業務用スープ】
とんこつスープ

歴史・成り立ち

和歌山ラーメンには、豚骨醤油(とんこつじょうゆ)で炊き、その豚骨でラーメンスープを作っていくという「車庫前系」という流れと、もう一つ、1955年創業のラーメン店「井出商店」の流れをくみ、豚骨(とんこつ)をしっかり炊き込んでから醤油ダレと合わせる「井出系」がある。井出つやこさんは夫を早くに亡くし、1955年にラーメン屋台を始め、1968年に店舗として改めて「井出商店」という看板を掲げた。
当初は車庫前系の味だったが、ある日偶然に豚骨(とんこつ)の濃いものができてしまい、出来上がったという説があるが事実は1978年頃に意図的に濃いものにしたそうである。スープ鍋が小さく、煮詰まったラーメンスープを飲むとそれが美味しく、だんだんそのようなレシピに変更したと言われる。「井出系」にはラーメンスープに香味野菜を入れる店などもあるという。ゆで玉子や早ずし(鯖の押寿司)を出している店が多い。

店舗情報

  • 店名:中華そば専門店 井出商店(いでしょうてん)
  • 住所:和歌山県和歌山市田中町4-84
  • 営業:11:30~22:00(L.O.21:30)
  • 定休:木曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「井出商店」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「井出商店」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版