【有名ラーメン店再現】「無鉄砲」濃厚豚骨の作り方・レシピ

2023年1月26日 2023年11月21日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：奈良県

奈良県奈良市を代表する「無鉄砲」の濃厚豚骨ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「無鉄砲」の濃厚豚骨ラーメンは、良質な国内産豚骨と水のみで仕上げたドロドロの豚骨スープで、旨味がギュッと詰まった渾身の一杯です。なんとコラーゲンがたっぷりだとか…！見た目ほどしつこくなく、一口食べると甘みを感じあっさりとした後味なので大変食べやすくなっております。
「無鉄砲」の濃厚豚骨ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：豚骨100%（純とんこつ）
■かえしタイプ：豚骨（とんこつ）
■出汁タイプ　：【業務用スープ】とんこつスープ出汁

材料

手仕込みスープの場合（11時間〜）

【豚骨スープ（とんこつスープ）】
・水…10ℓ
・豚骨スープ（とんこつスープ）…4ℓ
・げんこつ（豚ゲンコツ）…5kg
・背ガラ（豚のせがら）…2kg
＝完成量…10ℓ

出汁
・とんこつスープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分〜）

【スープ（完成量1リットル）】

とんこつスープ出汁…1000cc

手仕込みスープの作り方（11時間～）　

水と豚骨スープ（とんこつスープ）の中に、骨（豚骨。豚げんこつ、豚背ガラ等）を入れて蓋をして強火で炊きだす。
灰汁（アク）は取らない。はじめは臭みが出るが、強火で炊き続けると、臭みが甘くなりクリーミーに変わってくる。10時間前後炊く。
本来は、この1番だしスープを2番だしスープに一部加える。さらに2番だしスープは3番だしスープにも加えたり、味･香り・濃度をみて骨（豚骨。豚げんこつ、豚背ガラ等）を追加したり、好みの味になるまで炊き続ける。
最後、スープに「鶏豚白湯スープ出汁」を合わせて出汁のコクを出し、一煮立ちさせたら完成。

コツ・ポイント

「無鉄砲」は濃厚豚骨ラーメンが有名な店です。「無鉄砲」の濃厚豚骨ラーメンは、ドロドロの豚骨スープです。コラーゲンたっぷりなスープは、甘みを感じあっさりとしており食べやすい一杯です。味の濃いラーメンのため、マイルドな味わいを作るためスープに甘味を出していく必要があります。そこで、「とんこつスープ出汁」の出汁を使うことで、豚の甘みとコクを引き出すラーメンとして完成します。

簡単スープの作り方（60分〜）

とんこつスープ出汁を中火で溶かしたらスープの完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
とんこつスープ出汁

「無鉄砲」再現タレ

【無鉄砲再現】
PB醤油ダレ

歴史・成り立ち

濃厚とんこつはラーメン店「無鉄砲」の創業者、赤迫重之さんによる、良質な豚骨（とんこつ）と水のみで作ったコラーゲンたっぷりなラーメンである。「無鉄砲」の創業は1998年。店主は元々、宮崎県にある「風来軒」で修業して、奈良にラーメン店を開業した。ラーメンスープだしには1日に300kg以上もの豚骨（とんこつ）を使い、高い濃度が代名詞だが､接客が良く味の調整にも快く応じてくれる。ラーメンにおける人気投票で、豚骨部門での数々の賞を受賞している。奈良県にラーメン店を創業して、2003年に京都府内に移転している。

推奨の組み合わせ

■麺：中太ちぢれ麺

■タレ：醤油ダレ（しょうゆダレ）

■香味油：-

■トッピング：チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、ねぎ、メンマ、海苔

店舗情報

店名：無鉄砲しゃばとん（【旧店名】SHABATON）
住所：奈良県奈良市六条町124-1
営業：11：00～15：00、18：00～23：00
定休：月曜（祝日の場合営業）

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。